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25.Feb.2020

黒田啓蔵「まずはひとつでも自分のチャームポイントを見つけることから始めて欲しい」【27歳が今、磨くべき力】

【ヘア&メイクアップアーティスト 黒田啓蔵さんに聞く】27歳が今、磨くべき力

学び続ける人だけが、輝き続けるから

人生は「自分らしい幸せ」を探すマラソンのようなもの。親の世代が走ってきた一本道を突き進むことが正解とは限らないし、コースチェンジも寄り道も自由。何歳になっても、一歩踏み出した先で新しい自分に出会いながら、幸せの答えを更新していくこと。それが今の時代における「自分磨き」なのではないでしょうか。

とはいえ、先の見えない道を闇雲に走るわけにはいきません。社会の空気を察知してイイ感じの道を見つける能力や、イザという瞬間の推進力となる自分への自信を培っておくことも大切です。ファッション、美容、お金、サバイブ能力、社交性……などなど、「今、磨くべき力」について、その道の達人に語ってもらいました。
「美意識」と「自律力」が大切と語ってくれたのは、ヘア&メイクアップアーティストの黒田啓蔵さんです。「自分を好きになることで、人は輝くことができる」という言葉から、「今、磨くべき力」が自分のとても近いところにあるかもしれないと気づかされます。
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【Profile】

美容師として10年キャリアを積んだ後、ヘア&メイクアップアーティストに転身。多くの女優、アーティスト、モデルのヘア&メイクを手掛け、その卓越した技術と圧倒的な感性で〝女優メイク〞という新ジャンルを切り拓く。著書に『黒田啓蔵 よみがえりメイク』『黒田啓蔵の劇的! 王道メイク』がある。

Q.自信ってどこで買えますか?

「何者かになるのではなく自分を積み上げるのが先。欲張ってはいけない」

いつも、街中で同じようなメイクをしている女性を見ると、少し残念な気持ちになります。個性を消すのではなく、自分自身の魅力を引き出してあげることがメイクの本質です。

「目を大きく見せたい」「鼻を高く見せたい」と、欲張りたくなる気持ちは分かりますが、まずはひとつでも自分のチャームポイントを見つけることから始めて欲しいですね。肌が綺麗とか、口がぷっくりしているとか、些細なポイントでいいから、自分を好きになる。そんな気持ちを持っているだけでも顔つきが変わり、ほぼメイクをしなくても輝くことができるんです。

実際にテレビやCMの現場で女優さんにメイクを施すときも、余計なことはしないで「削ぎ落とす」ことに集中しています。それができるのは、彼女たちがもともと美人だから……ではなく、日頃から自分自身をいたわるような生活をしているからだと思います。少しでも睡眠時間を増やせるように工夫したり、暴飲暴食を控えたり、忙しくてもスキンケアを怠らなかったり、日々の積み重ねで心身のコンディションを整えることを徹底しています。

そうやって自分を大切にできる人は、周囲に対しても優しくなれる。つまり、人を引き寄せる魅力が内面から出てくるということです。結局のところ、綺麗を目指すために必要なのは、「ちゃんと生きる」こと。元も子もない言い方かもしれませんが(笑)。それができれば、流行に振り回されずに、本当に自分に似合うメイクが見えてくると思います。

《今、磨くべき力1》美意識

生まれ持った自分自身の美しさと向き合うことが大切

最近は雑誌のメイクページも、コンプレックスを隠すよりも生かす方向に変わってきていると思います。まずは、ひとつでもいいから自信を持てるパーツを見つけることが美しくなるための一歩ではないでしょうか。
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約11年前の美容誌では「デカ目」など、コンプレックスを力技で克服するメイクが人気だった(VOCE2009年3月号)

《今、磨くべき力2》自律力

生活リズムを整えることが美しさのベースを作る

食べ過ぎたと思ったら次の日は節制したり、ストレスが溜まっているなら運動をしてみたり、自分と向き合ってコンディションを整える。そんな意識を持っているか否かで、女性の外見は大きく変わってくるものです。
撮影/山本遼  取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年3月号発売時点のものです。
 
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