生理痛や妊活問題、デリケートゾーンの悩みetc.気になるけど、いまいちオープンにできず、もやもやしている問題が山積み。そこで、明快なアドバイスで人気の宋先生に相談。間違った情報はリセットし、今、必要な知識を手に入れれば、毎日がもっとハッピーに!
教えてくれたのは…産婦人科専門医・宋美玄先生
医学博士。丸の内の森レディースクリニック院長。女性医療の現場に従事する傍ら、社会問題の解決やヘルスリテラシーの向上にも取り組む。著書に『医者が教える 女体大全』(ダイヤモンド社)など。
with Lab 50人の“婦人科事情”
事情①受診のペース
事情②受診のタイミング
事情③受診の重要性
\重要だとわかっていながら ついついあとまわしにしがち……/
婦人科の常識Q&A
Q. 婦人科のはじめどきは?(アパレル・25歳)
A.基本は今すぐ!
10代の頃から何かしら生理に悩んでいませんでしたか? つまり、その頃から婦人科のかかりつけ医は必要。with世代なら躊躇せず、悩みがなくてもヘルスチェックにぜひ!
Q. かかりつけ医の見つけ方は? (メーカー・22歳)
A. 口コミよりも実際に診てもらった人の話とHPの基本理念を参考に
HPに口コミを書き込む専門業者やサクラの方がいるので信用しすぎは危険。友達や知人のリアルな声を参考に。また、クリニックの基本理念も大事。たとえば母乳育児に力を入れているなどカラーがあるので、自分の性格や人生設計とマッチするかを考慮して。
Q. どのくらいのペースで行くべき?(広告・26歳)
A.特に悩みがなくてもチェック的な感覚で1年に1回くらい
婦人科は調子が悪くなってから行くのではなく、心身のコンディションを整えに行くところと考えて、歯医者にクリーニングに通うようにセルフメンテ感覚でぜひ。子宮頸がん検診も、少なくとも2年に一度は受けるようにしましょう。
Q.「なんだか調子が悪い」のはさすがに婦人科と関係ないですよね?(メーカー・25歳)
A.だるい、しんどい、イライラする、落ち込みやすいなども、心の問題ではなく、婦人科の問題であることが
生理前に起こるこれらの不調は生理のある女性の70〜80%の人に起こるといわれており、放置しておくとうつっぽくなることも。性格というよりはホルモンに振り回されている可能性が高いので、まずは婦人科に相談を。
“毎月生理がきている=健康 ”とは限りません
たとえ、毎月、生理がきていても無排卵で妊娠できないことがあったり、子宮内膜症や子宮頸がんをはじめ、何かしらの病気が隠れていることも。さらに、そのまま放置して悪化すると、子宮を摘出する可能性もありますので、早めの発見が大事。がん検査ではエコー検査が含まれないことが多く、子宮がん以外の病気は見落とされることもあります。そもそも生理のときの痛みや、生理前のPMSは当たり前と諦めがちですが、それは間違い。婦人科の治療でコントロールすれば、軽減し、なくすことができるのです。つまり、婦人科はトラブルが起きて困ったときだけではなく、毎日を快適に過ごすための相談ができるところであり、一生、つきあうパートナーなのです。
◆続きはwith10月号をご覧ください!
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撮影/伊藤泰寛(静物) イラスト/マリワ 取材・文/楢﨑裕美 構成/森谷香菜
●再構成with online編集部 ●商品情報はwith2021年10月号発売時点のものです。
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