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27.Dec.2020

4人の識者に聞く!将来のために何から始めればいいか分からないあなたへ【2021年、わたしたちはどう歩く?】

今のままじゃいけない気がするけど、何から始めればいいか分からないあなたへ

2021年、わたしたちはどう歩く?

コロナ禍を通して急速に働き方や生活様式が見直されていくなかで、不安に怯(おび)えているだけではハッピーな未来を引き寄せることはできなそう。2021年を攻略するために、今から、どんな準備をしておくべきなのか? 独自の知識と思考力で注目を集めている4人の賢人に見解を聞いてみました。

ジャーナリスト 中野円佳さんがアンサー

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元日経新聞記者。過去に厚生労働省「働き方の未来2035懇談会」委員などを務める。『なぜ共働きも専業もしんどいのか』など、日本の働き方改革や女性の活躍に関連する見識が深まる著書が多数。

小さな勇気が未来を変える

今年はベビーシッターマッチングのキッズラインで派遣されたシッターが、相次いで2人、預かり中の子どもへのわいせつ容疑で逮捕されました。この事件を機にTwitterで再犯防止を望む投稿が広がり、現在は厚生労働省が関連制度の見直しの議論を進めています。

匿名の投稿でも、SNSの動向次第で国が動くこともあるんです。もし職場や社会に違和感を抱いているのであれば、勇気を出して自分のスタンスをSNSで表明してみましょう。ただし、正当な告発をすることは根拠なく誹謗中傷することとは別。事実に基づいて発言することを心がけて。
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『上司の「いじり」が許せない』(講談社)¥880(税込)
職場で多くの女性を悩ませる「いじり」についての実態調査や問題提起を盛り込んだ一冊。

元衆議院議員 金子恵美さんがアンサー

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1978年生まれ。新潟県出身。2012年に衆議院議員に初当選。総務大臣政務官に就任し、放送行政、IT行政、郵政を担当。政界引退後は、企業顧問やコメンテーターなど幅広く活躍している。

オリンピックもですが、不妊治療の保険適用など改革を実感できる政策を追ってみては

2021年は政治においても開催延期になった東京オリンピック・パラリンピックの行方が最大のトピックではありますが、首相は国民がより身近に感じられるような政策を打ち出すことにも積極的です。

例えば就任早々に携帯電話の料金値下げを言明したり、コロナ禍の特例措置だった医療のオンライン診療の恒常化を目指していたり、以前からNHKの受信料引き下げにも力を入れていますし……とにかく国民にとって分かりやすい“お得”や“便利”を追求していることが特徴です。

そうやって生活者の視点で動向を追うことから始めると、どんどん政治への興味や理解が深まっていくと思います。

with読者世代の女性にとっては、菅さんが不妊治療の保険適用に向けて旗振りしていることも見逃せません。現在の不妊治療は大半が自由診療のため1回に数十万円かかることもあり、合計で数百万円以上にもなることも。大きな支出を強いられる当事者の負担を軽くして、少子化対策につなげたいという考えですね。

いきなりすべての診療を保険適用に変えることは非現実的ですが、厚生労働省は年齢や享受できる回数の制限を拡充していくところから始めると言っています。今後は年齢や収入が壁になって妊娠を諦める人が減っていくことに期待できますよね。

他にも、2021年はあらゆる分野で改革を実感できる一年になるはず。そして、その方向性を左右したり、勢いを後押しするのは、みなさんの投票やSNSでの意見表明です。社会の一員として、まずは興味のある分野から最新のニュースを追う習慣をつけることをオススメします。
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