ライフスタイル
行動心理士 長谷川ミナの「OLセラピー」
21.Oct.2018

職場にいる「マウンティング女子」どう対処すればよい?【心理学的対処法】

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Ⓒyukaco tomioka
アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』、特に反響のあったこのお悩みをプレイバック。

第1回目(疲れない心を育てよう♥)は見てくれたかな?

人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。
『OLセラピー』では、よりよいOL生活を楽しんでもうらうために、「疲れない心」を育てていく連載です。
自分らしく楽しいお仕事ライフを目指していきましょうね♥

さてさて、今回から実際に寄せられたお仕事女子のお悩みに沿って解決法をお届けします。

記念すべき第1回目のお悩みをもう一度おさらい会いましょう!

今回のお悩み

マウンティングをしてくる同期がいます。自分のことだけならまだしも、両親や学歴、彼の職業についてすべてです。どのように対応すればいいでしょうか。(29歳・航空業・B子さん)
出ました、よく聞くワード「マウンティング女子」

マウンティングとは、“自分のほうが相手よりも優位であるということを示すための主張・行動”をいいます。
まるで人間がお猿さんだった頃のような、原始的な本能を感じちゃいますね。

上司からの評価や、仕事に対しての比較ならまだ分かるのですが、
関係のない周囲の人間や環境まで比べようとするなんて、
きっとB子さんの欠点を探すのに必死なんですね……。

それは、ズバリ女性のプライドからくる「嫉妬」「闘争心」の現れ!
B子さんが”自分より優れている”から恐れているんです。

つまりは、その同期さんは「自分に自信がない」という証拠。

そんな心が満たされていない状態ですから、同期さんは大変ストレスフルな生き方をしている、とも言えます。

そんな「マウンティング女子」には次の3つを実践してみましょう!

1.まずは自分の心の負担にサヨナラ!

2.ストレスフルな彼女を包み込んであげよう!

3.負けるが勝ちのマインドを持ってみよう!

1.まずは自分の心の負担にサヨナラ!

この同期さんに対して張り合おうと思ったり、考えすぎてイライラしてしまう気持ちは、「心の負担」になるだけ。

こんなことにイライラしている自分も嫌だ!
なんてモヤモヤしていると、負を溜め込んでいつの間にか自分も自信をなくしたりしてまうので注意が必要です。

まずは「自分の感情に素直に」なってみて!

同期さんからのマウンティングが始まったら、

「また始まったよ! 本当にむかつく!」という自分の怒りの感情をきちんと認めてあげましょう。

そして、一呼吸する。

そんなことで嫌な思いを引きずるなんて時間の無駄。
だって他人は他人、自分は自分なんだから。
とすぐに気持ちを切り替えましょう。

自分の感情を認め、怒りの感情を抑えることができたら、“やるじゃん自分!”と心の中でほめてあげましょう。

このように自分で気持ちを落ち着かせることが出来たら、次の冷静な対応をしていきましょう!

2.ストレスフルな彼女を包み込んであげよう!

自分の満たされない心を埋めるために常に不幸のアンテナを張っている同期さん。

これは、とってもストレス過多な状況です。

日々こんな精神状態で生きているわけですから、逆に同期さんは頑張っているのです。

そういう気持ちで彼女を見てあげれば、
こんなにストレスフルに生きていて大変だなぁ。
常にそうやって自分の価値を保つのに必死なんだ。

とさえ思えます。
そうやって受け流してみてください。

これは彼女自身の心の問題であって、B子さんが振り回されることではないのです。

3.負けるが勝ちのマインドを持ってみよう!

“ストレスフルな彼女”のことを踏まえて、同期さんの心に寄り添って褒めてみよう!!

例えば「わたしの彼はこうでこうで~」と話しはじめたら、
「〇〇ちゃん、すごいね!きっと〇〇ちゃんが魅力的だからだよ」
「〇〇ちゃんはそんな家庭で育てられてきて本当に恵まれてるよね、いいなぁ~!」
とその子の拾ってほしい言葉をかけてあげる。

口先だけではなく、
彼女の張り詰めた心に寄り添う、「心ある褒め方」をしてあげてくださいね。

※棒読みはNGです! 余計にこじれる可能性も!

思いかけずB子さんから褒められることで、同期さんには心理状態でいう「認識的不協和(※1)」が生じます。

「あれ、B子わたしのこと尊敬してくれているんだ」と気持ちの矛盾が生じ、その矛盾を消すために「B子は実はいいコなんだ」と働きかける心理です。

同期さんのマウンティングの根源は、「自分の価値を認めてほしい」という心理なので、まずは相手へのイラつきや闘争心を静めましょう。

ここは「負けるが勝ち」なのです!

褒めてくるB子さんに対して、同期さんは恐らくマウンティングする気力がなくなるでしょう。

日々の意味のないマウンティングに振り回されていては、B子さん本来の価値が揺るがされてしまいます。

他人からのマウンティングはB子さん自身の問題ではなく、相手の気持ちの問題です。
同じ土俵には乗らないこと。
うまく受け流して、もっと自分の価値を上げることを考えて人生楽しみましょうね♡

今回の合言葉「マウンティングしない人こそ、真の勝者」。

ではでは、皆さまのよき日々を願って……♥
また来週!

皆さまの職場でのお悩みを募集しています!
同僚のこんな言動に悩まされている、 こんな状況のときはどうしたらいい? など、ささいなことでも構いませんので教えてください!

▼受付中~!
https://jn.kds.jp/with/6436/

PROFILE
著者:長谷川ミナ
アラサーの行動心理士。日課は瞑想すること。祖母譲りの強い直感で分かるオーラに加え、行動から見える他人の心理を読み取り、皆さまの日常の悩みやモヤモヤを紐解いていきます。
http://profile.ameba.jp/hasegawa37/


※1 アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された社会心理学用語。

写真:plainpicture/アフロ
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