編集部|ライフスタイル

「どうして自分は…」他人と比べて落ち込むことから抜け出すためにまずすべきこと

カリスマスタイリングディレクターとして活躍中の大草直子さん。雑誌、カタログのスタイリングを手がけながら、トークイベント出演や執筆業にも取り組まれ、大忙しの日々を送っています。さらにプライベートでは、日本人男性との結婚・離婚を経てベネズエラ出身男性との再婚、3人のお子さんの母親でもあります。自分の軸をしっかり持ちながら、女性としての美しさもキープし続けている大草さんは、まさにwith世代の憧れです。

そんな大草さんの最新著書が『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』。本書では、「今の仕事・生き方でいいのかモヤモヤしている」「子育てに自信がない」など、人生に悩むすべての人へのメッセージが綴られています。そこでwith onlineでは、大草さんにwith世代が悩みがちなテーマについて伺ってみました。第6回目は「他人と比べないために大切なこと」について。

私も20代後半の頃は他人と比べて落ち込んでいた

――人と比べてしまって落ち込んでしまう、という読者はすごく多いんです。でもどうしたら止められるのか分からない……。

大草直子さん(以下、大草) 20代後半ぐらいって私も人と比べていたので、その気持ち、分かるなあ。「あの人に比べて自分はできていない」「自分は何も持っていない」と、いつも自分を責める要素を探しに行っていた気がします。自分を真面目に採点しすぎて、人と比べて減点ばかりしていたんですよね。本当に、人と比べるあまり、合コンみたいな比較の場には出かけられなくなったこともあって。人がどうこうより、あまりに比べてしまう自分自身にしんどくなってしまったんです。

――大草さんにもそんな時代があったんですね……!

大草 20代って、まだまだ生まれつき持っているものが目立つ年代なんですよね。自分の努力で突き抜けられる時期じゃないから、とにかく辛くて。自分はどんなに頑張ってあがいても、満足する自分になれないんじゃないか、という暗澹たる気持ちがあったんです。

ただ、そういう時期も決してムダではない、ということは大前提として言っておきたいと思います。人と比べてしまう辛さが一回分かることってすごく大事だと思いますし。

――どうやって抜け出したんですか?

大草 今思い返すと、自分がどうしてもやりたかった仕事をやれたときに、サーッと霧が晴れたような気持ちになったんですよね。だから、外見とか、実家の裕福さとか、そういう生まれつきのものではない“自分の得意なこと”を、少し書き出してみるのも大事だと思います。

私の場合はそれが仕事だったんですけどね。そういう、生まれ持った成功じゃないところで、何か目に見える形で成果を積み重ねられると、自分に自信ができてくると思うんですよね。たとえば英語が得意だったら、TOEICとかTOEFLとかで分かりやすく高得点を取るとか。就職に有利だからというのではなくて、自分の豊かなところを目に見える形で武器として持っておく。こういうことって、実はすごく大事な気がしていて。だから資格取得とかも、就職にどれだけ活用できるかということは一旦置いておいて、武器を持つという目的でそこに邁進してみるのもありなのかな、と思います。
次のページ>>自分を知れば知っただけ生きやすくなる  
23 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ