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【100切りまでは5ヵ月。その後すぐ90台に】大久保嘉人〈サッカー元日本代表〉がここまでゴルフにハマった理由

100切りまでは5ヵ月。その後すぐ90台に!【大久保嘉人〈サッカー元日本代表〉がここまでゴルフにハマった理由】

2021年のシーズンをもって現役引退したサッカー元日本代表の大久保嘉人さん。引退会見で今後の人生の目標を聞かれたとき、「ゴルフを極めたい! まずは90を切ります!」と宣言。そこから本格的にゴルフを始めて1年、宣言通りアベレージ90前後の腕前に。そんな大久保さんに、ゴルフの魅力と難しさを伺いました。
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この人もゴルフにどハマり!

引退会見で、人生の次の目標として『まずはゴルフで90を切りたい』と言ってしまいましたからね。言ったからにはやらねばと思い、この1年、休みが取れたらラウンドに! というスケジュールで動いていました。ゴルフ関連の仕事を入れたら50ラウンドはプレーしたと思います」。

現役時代はお付き合い程度にゴルフをしていたという大久保さん。引退後、TV番組で80台を目指す企画のオファーがあったことをきっかけに、プロゴルファー宮本勝昌さんによる本格レッスンを受け、ヤマハからクラブのスポンサードをしていただき……という経緯もあり、ゴルフに取り組むようになったそう。そしてやればやるほどゴルフの難しさに直面。

「止まったボールをなんで打てないんだ?! ってまず思いましたね。(編集部:これまでは基本的に動いているボールを操っていたわけですもんね) そうなんですよ、動くボールなら自在に操れたのに! って(笑)。しかもスコアっていう、明確な数字で結果が出ちゃうじゃないですか。ラウンドに行く機会が増えるに連れて、『もっと上手くなりたい、堂々とプレーしたい』と強く思うようになりました。傘を持っていたらついスイングしたくなっちゃうおじさんの気持ちも今ならわかります(笑)」。

もともとの負けず嫌い気質と抜群の運動神経も手伝って、どんどんゴルフにのめり込んでいったという。

100切りできた理由はショートゲームが上手くなったから

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実は、初ラウンドは18歳のとき。
「当時所属していたチームの納会でラウンドをすることになって。クラブも持っていなかったので、当日ゴルフ場でクラブを購入して、ぶっつけ本番でプレーしました(笑)。案の定、スコアは169とかで……。めちゃくちゃ悔しかったのは覚えてますけど、そのときはのめり込むことはなくて。それ以降は移籍先でゴルフをする人がいたときに、年に1回くらいお付き合いでラウンドしていたくらいですね」。

引退時のアベレージは110くらい。100切りしたのは本格的にゴルフに取り組んだ5ヵ月後だったという。
「休みの日はほぼゴルフに費やしていたのに、100を切るまで意外と苦戦しました。思ったより時間がかかりましたね。100を切れたいちばんの理由はショートゲーム。ドライバーやアイアンと違って、アプローチの感覚がつかめてなかったんですよね。ほかのクラブはうまくいくのに、アプローチになった途端にザクザクとダフってましたから。これを克服しないとスコアは縮められない!と。(編集部:どうやって克服したんですか?)ラウンドでの感覚を忘れないように、ラウンドの後に練習場へ直行していました。同じ日のうちにすぐ復習することで、ショートゲームの感覚が身についていったんだと思います」。

サッカー選手はアプローチが上手な印象があります。
「そうですね、“あそこにボールを落とす”という感覚、距離感はあるかもしれませんね。あとは経験! じいさん(笑)って上手じゃないですか!」。

この“感覚”が実は大久保さんのゴルフ上達のカギなのですが、その話は次回に!
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