
「2年前に番組出演のオファーを受けたのですが、ヒロミさんと一緒にラウンドすると聞いて、これは真剣にやらないと! と。そうしたらもう…… 楽しくて、楽しくて!(笑) 30代は仕事に没頭しようと大好きだったゴルフを封印していましたから、今はその分、打ち込んでいます。今日もこの取材が終わったら成田方面までナイターゴルフに行きますよ!」。
初ラウンドは名門、大箱根カントリークラブ。父と“伝説のキャディー”のもとでラウンドデビュー

「生まれ育った横須賀は練習場もショートコースも多く、友人とワイワイ気軽にゴルフが楽しめる環境でした。父親からも『ゴルフは年齢や性別に関係なく一生楽しめるスポーツ。交友関係も広がるぞ』と言われたこともあり、ゴルフをする環境は自然と整っていった感じでしたね」。
コースデビューは名門中の名門、大箱根カントリークラブ。
「初ラウンド前の3ヵ月間、シングルプレイヤーの方にみっちり教わって、20歳のときにラウンドデビューしました。今思うと生意気だなと思いますが、初ラウンドは父が大箱根カントリークラブに連れて行ってくれました。景色が美しく、素晴らしいキャディーさんがついてくださったのでリラックスして楽しめたことを憶えています」。
連載4回目でくわしくお伝えしますが、このときついてくれたのは、歴代総理大臣すべてのラウンドについているという“伝説のキャディー”の異名を持つ方。
「ゴルフを再開して、久しぶりに大箱根カントリークラブに伺ったとき、特別に(編集部注:現在は新規を受け付けていないとのこと)ついていただいたんです。ラウンド後、彼女から『孝太郎さま、お上手になられましたね』と言われて。込み上げるものがありましたね」。