【女子プロ界随一のスタイリッシュゴルファー】柏原明日架プロに質問!「もっと上手く、もっとおしゃれにプレーするには?」

「ゴルフの魅力は、うまいへた、年齢も男女も関係なくいろいろな人とご一緒できるところにあると思います。こんなスポーツってほかにはなかなかないですよね? そういう意味で、ゴルフは個人で戦うスポーツであると同時に、一緒に回る3〜4人のメンバーとのチームスポーツ、という楽しさもありますね」。
そんな柏原プロが思う、スマートなゴルファーとは……
「自分のスコアを重視したくなるのもわかりますが、一緒にプレーするメンバーへのケア、プレーの進行、声がけがちゃんとできるとスマートな印象を与えると思いますよ」とのこと! ビギナーのうちは、自分のプレイでいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、できる範囲で気配りができるように心がけたいですね。
プロだって一打目は緊張する⁉ スタートホールの向き合い方はメンタルが決めて

「プロの私でもファーストショットは緊張します(笑)! 以前はその1打で今日の流れが決まってしまうと思っていましたが、今は18ホールあるうちのたった1ホールでの1打にすぎない、その日に何十回と打つうちの1打だけなんだ、っていうふうに捉え方を変えてみたらリラックスできるようになりました。ゴルフってスタートダッシュが必要なスポーツじゃないですから(笑)!」。
また、コースに出る前の練習レンジで、調子が悪いと憂鬱になるのも“アマチュアあるある”。そんなときはどう考えればいいのかを伺うと……
「そうですよね、朝イチ、練習場でうまく打てないと不安になりますよね。でもラウンド前の練習はあくまでもカラダを温めるための準備運動。その日の調子を占うものじゃないですよ。体をほぐすため、ストレッチの一環だと思うようにするといいと思います」。
大事な試合は戦闘モードになれるブラックコーディネートで臨みます
「大事な試合は黒のウエアを着ることで、自分の中の弱い部分を払拭します。黒は気持ちを前に出すための色というか…… スカートよりパンツスタイルが多いのは戦闘モードになれるから。気持ちが引き締まる色や質感のものを選ぶようにしています」。
ちなみにツアーの遠征には、シャネルの“チャンス”やジバンシー、ロンハーマンで購入した香水など3種類ほどの香りを持参するようにしているそう。その日のウエアのイメージや気分によって付け替えて、自分を奮い立たせているとのことで、これはアマチュアゴルファーでも真似できるポイント!