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竹田有里のゆるりなSDGsラボ

世界初!「木のストロー」を発案した話【竹田有里のゆるりなSDGsラボ vol.1】

こんにちは!

withLabの竹田有里です。

普段は環境問題や今話題の「SDGs」をテーマに取材をしたり、報道番組や環境番組制作に携わったりしています。
なんでも「SDGs」とつけて、SDGsって水戸黄門の印籠のようだと言われますが、私はそれでいいと思っています。

SDGsって名前はなかったけど、世の中を良くしていきたいという思いで昔から人々は事業を始めてきたと思うんです。
それをあえて17の具体化したゴールをつけたのがSDGs。
だぶん皆さんの生活の中にもすでに取り入れられているのではないでしょうか。

今回、機会をいただいてwith onlineにてwith世代の皆さんによりSDGsを身近に感じてもらうため連載を始めさせてもらうことになりました!

【竹田有里のゆるりなSDGsラボ】では、SDGsに取り組むwith世代の皆さんへ突撃取材したり、SDGs体験リポをゆるりと綴っていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

さて、第1回は私が発案した「木のストロー」なるものをご紹介します。

ストローの脱プラ化

レジ袋が有料化し、お洒落なエコバッグが続々と登場してきた昨今、スターバックスやコンビニ、飲食店でアイスドリンクを注文したら、

紙製だったりそもそもストローがついてこなくなりましたよね?

(とはいえ、コロナでプラ製のストローに戻っているお店もありますが)
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少しざらっとするけど舌触りも良く、しっかり飲める! 最初プラストローかと思ったほど。 お気に入りの三菱自動車本社ショールームのティースタンド (スムージー美味しいよ)(撮影:筆者)
なぜ、ストローが急激に変化しているのか。

背景には、一本のyoutubeがありました。ウミガメの鼻にストロー突き刺さって、血まみれになっている映像です。

鼻にストローが突き刺さったウミガメ
(引用:Sea Turtle Biologist)
この動画が瞬く間に拡散され、スターバックスが一番に名乗りを挙げ、プラストローを廃止すると発表。これに追随する企業が増えたわけです。

発案のきっかけは“西日本豪雨”

このニュースが連日報道されたのは2018年夏頃で、ちょうど西日本豪雨で中四国などで壊滅的な被害が出ていた時でした。

地元が岡山ということもあって私もいくつか現場を取材すると、聞かれたのは、

「これだけ雨が降ったら確かに土砂崩れ起きるけど、被害をさらに大きくしたのは森をきちんと守らんかった“人災”でもあるよなー」という言葉。天災なのに「人災」という言葉に引っかかりました。
森をきちんと守るというのは、適切な時期に適切な「間伐」を行うということ。
細い木や弱い木などを伐採することで、太陽の光がサンサンと地表にまで降り注ぎ、立派な木々が根をしっかりはやして育つ=“強靭な森”になるわけです。
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木漏れ日が気持ちいいです。森林浴もいかがでしょうか。適切に管理された森林は生き物たちにも生存していく上で重要なのです。(撮影:筆者)
しかし、林業に携わる方々の高齢化や人口減(国産材の需要減による低価格化など)で全ての森を管理しきれないのです。(もちろんそんな状況下でも懸命に森を管理されている方もいらっしゃいます!)

間伐材は節も多く使い道がほとんどなく、森に放置または廃棄、またはチップにしてバイオマス燃料にされています。

また森に入ると、意外と間伐材や倒木が放置されているんです、でも仕方ない……。なぜなら、これを取り出すのにまたお金がかかるんです。

そんな話を取材で聞いた後、酷暑の中フラッペチーノすすりながら、「この間伐材をうまく活用できないかなぁ」と悶々と考えていました。そのとき、「あ! これ(ストロー)だ!」と思いつきました。

Google先生に聞いても「木のストロー」って引っかからない……。コレもし実現したら世界初になるかも!?

木の工作だなんて小学生以来していないし、思いついたはいいが、そこからが大変。
木の職人さんに相談に乗ってもらうしかない、でも知り合いいないし……。スマホの電話帳と睨めっこしながら考えていたら、いました、いました!

前職で国土交通省担当で取材をしていた際、記者クラブによく出入りしていた女子が!
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