彼を好きすぎて不安になるメカニズム
私が主催している恋愛講座の受講生から、先日こんな質問を受けました。
「彼が好きすぎて自分に自信が持てません。どうしたらいいですか?」
彼のことが好きすぎて、“こんなことをしたら嫌われるかも”“今、彼は私と一緒にいて楽しいのかな?”と彼の顔色ばかり伺ってしまう。いつの間にか彼が主体の恋愛になってしまっているのです。
でもその状態って、彼のことが好きすぎるのではなくて、「彼以上に自分を好きになれなくて困る」というのが正しい表現です。彼のことが大好きなのはとても良いことです。でも、その恋に不安を感じるのは、自分以上に彼のことが好きになっているから!
どんな恋をしていようと、どんなに彼を愛していようと、いつだって彼以上に自分のことを好きでいなくてはいけません。自分>彼という絶対的なランキングが逆転しているから、不安になりどんどん自分に自信が持てなくなるのです。
彼のことは好き、でも、自分のことはもっと大好き! だって恋愛は、“大切な自分をもっと大切にするための行為”です。彼が好きすぎて自信を失うのではなく、大好きな彼の隣でもっともっと自分を好きになる。それが、終わらない恋なのです。