恋愛・人間関係
萩中ユウの「わたしの愛させ方」

萩中ユウ『大好きな彼を叱る必要性』【第54回】

私は一日に何度も夫を叱ります!

こんばんは。萩中ユウです。

私は一日のうちに何度夫を叱っているのでしょう……。自分でも数えきれないほど、私は毎日夫を叱っています。先日、私が主宰している恋愛講座の受講生にこの話をしたら「えっ、どうして自分の好きな人にわざわざ嫌われるようなことをするのですか?」とビックリされてしまいました。

もちろん、私は夫を嫌いなわけでも大切に思っていないわけでもありません。夫のことは大好きだし、尊敬しているし、大切に思っています。そして、なにも“イライラしているから”夫に当たっているわけでもありません。怒ることはとても体力や気力が必要です。だから私もできることなら怒りたくはありませんが、仕方がないのでクタクタになりながら、ゼイゼイしながら怒っているのです。

こう言うと、きっと不思議に思われますよね。ではなぜそんなに叱っているかと言うと、私は夫に対して一切の不満を持ちたくないからです。私は、自分の望む形を夫と一緒に叶えたくて結婚しました。二人が一緒になることで、一人でいるよりももっとラクに、豊かに、幸せになろうと決めたのです。

でも、どんなに想い合っても私たち夫婦はやっぱり他人。気持ちのズレがあったり、ちょっと違うのかなと感じてしまうと、“一人でいたほうがラクだな……”と簡単に思ってしまうことを知っています。二人で一緒にいると決めたからには、常に夫との関係が良好でいられるために最善を尽くしたいのです。

私が夫を叱るときは、二人の関係をないがしろにする行動をとったとき。それは結婚生活においてルール違反だと思うので、ピピ―っと注意を入れる感じです。
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