編集部|恋愛
15.Feb.2020

整形は人生のゴールじゃなかった――。整形後、“結婚したいモンスター”に陥った漫画家の話

『結婚したいモンスターになった私の話』作者・愛内あいる先生インタビュー(前編)

『自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話』で話題となった漫画家・愛内あいる先生が、整形後の半生を描いたのが『結婚したいモンスターになった私の話』。
整形後、彼女の目の前の現れたのは、今まで容姿のコンプレックスで頭がいっぱいだったため、考えたこともなかった「その後の人生」だった。
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恋愛や結婚という新たなステージへと足を踏み入れ、そこで一人の愛する男性と出会う。一見、順風満帆の物語である。しかし、整形後も解決していなかった「根本的な問題」のせいで、彼女は次第に彼に結婚を迫り続ける「結婚したいモンスター」と化し、大きな失敗をしでかしてしまう。

彼女はなぜそこまで、結婚を焦るようになってしまったのか――。インタビュー前編では、整形後の心境の変化からモンスター化していく過程についてお話を伺った。
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『結婚したいモンスターになった私の話』著:愛内あいる

二重になっただけで、世界が変わる

ずっと一重がコンプレックスだった愛内先生は、埋没法によって二重に。整形後の心境について、彼女はこう語る。

「整形自体は、あまり大掛かりなものではなくて、とても自然な仕上がりにしてもらったんです。でも、それだけなのに、急に世界の見え方が変わったんです。新しいことにチャレンジしたい、とか、外に出て行きたい、とか、どんどん自分がオープンになっていく感じがした。ずっと頭の隅に居続けていたコンプレックスから解放されて、無敵の気分でしたね。整形ハイだったと思います」

“整形ハイ”は、愛内氏を恋愛の世界へと誘う。

「整形前は、とにかく自分の容姿に対するコンプレックスで頭がいっぱいで、恋愛どころじゃなかったんです。そのくせ私は固定観念に縛られがちの人間なので、心のどこかでは、大人になったらいつか結婚するのだろう、みたいなことは何も疑わずに思っていました。でも、それはリアルにイメージできるものではなくて、あくまでファンタジーみたいなもの。

でも、整形をして自分に自信をもてるようになってから、じゃあ次のステージに行きたいって思ったんです。それが私にとっては恋愛でした。当時は、合コンは誘われたら必ず行くし、なんなら自分で幹事もするくらい。自分に自信をもてるようになったからか、自然と笑顔になることも多くて、今までよりずっと男性と積極的にコミュニケーションがとれている感じがしました」
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