今回話を聞いたのは、25歳の時に「玉の輿婚」をしたミナミさん(28歳・仮名/飲食)。23歳のとき、なんとなく誘われた食事会で出会った男性とスピード交際。幸せの絶頂かと思いきや、彼の両親に会う前に“不穏すぎる一言”を言われ……?
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彼の実家は大きな会社をいくつも経営…実際両親に会ってみると――
「付き合って1ヵ月経った頃、カズヒロの両親に紹介されることに。
以前から子どもの頃の思い出や家族の話を聞いていたんですが、正直“一般的”な家庭ではないなと感じていて……。
なんとカズヒロの実家は、大きな会社をいくつも経営していたんです。親戚付き合いもものすごく重要視していて、お祝いの集まりやお墓参りなども頻繁にあるような感じ。カズヒロは25歳で車もマンションも所有していて、高校時代は海外の学校に通っていたし……。生粋のお坊ちゃまなんだなぁと、感じましたね。
帰り道にカズヒロからは『うまくやってくれてありがとう』みたいなことを言われて。私はもとから初対面の人に人見知りするタイプじゃなかったので、全然苦じゃなかったのですが……。後日両親からは『ニコニコしていて優しそうだし、いいんじゃない?』と言われたそうで。今考えてみると、気遣う言葉もかけてくれながらも“結婚相手”としてふさわしいのか、見極められていたのかもしれませんね(苦笑)」