恋愛・結婚
E子の婚活男子査定記録

突然に爆笑する時計職人とのデートで感じた“ある違和感” 独女・E子「婚活男子の査定記録」【第69回】

和食ばかり食べていると、たまには洋食を食べたくなる。洋食ばかり食べていると、たまには中華も食べたくなる。和食も洋食も中華もバランスよく食べていても、急にエスニックが恋しくなる日もある。

人は、どうしてこんなに欲張りなのだろう。

私は「今後の人生、毎日エスニックしか食べられない」と言われたらきっとすごく絶望するし、一つしか選べないなら和食を選ぶなんてことは、いつなんどき、どんな気分のときに聞かれても揺るがない。しかし、どうしてもエスニックでないと満足できない日というのも、あるものなのだ。デートする男性のタイプにおいても、同じことが言えるような気がする。

寡黙で温厚な時計職人との食事

普段接することのないタイプの男性と出会い……

私は基本的にチャラチャラした陽キャ営業職みたいな男性が好きだし、男性の服装で一番好きなのはスーツ。二番目に好きなのはビジネスカジュアル。別枠で好きなのが術衣。だから、たまに外科医に目が行くくらいで、基本的にはスーツを着て仕事をする人に惹かれやすい。コミュ力が高くて、女子のルックスに点数をつけるような、性格の悪いサッカー部の男みたいな人が大好きなのだ。

しかし、その日私は趣向を変えて、寡黙で温厚な感じの職人と会っていた。職人の職業は時計職人で、スーツを着ることはなく、人と喋ることも少なく、一人で黙々と作業をすることが多いとのことだった。職人はとにかく寡黙で、優しげで、やわらかい空気を放っており、いかにも性格が良さそうだった。
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