恋愛・人間関係
E子の婚活男子査定記録

婚活デートにおいて「気の遣いすぎ」が及ぼした悪影響とは? 独女・E子「婚活男子の査定記録」【第74回】

婚活を再開し、最初に出会った男はやたらとギャップのある男だった。

飲食店の予約をしない第一印象の悪さを覆すほどの、誠実かつクリーンな自己紹介、オンオフでギャップがありながらもいずれも魅力的な装い。そして、オラついたイケメンに見えそうなルックスのわりに、ほんわかと柔らかい物腰。

それほど好感度が高かったにも関わらず、喋ってみると妙にストレスのたまる男だった。それも会話は途切れることなく、一見盛り上がっている風なのに、店を出るころには私はどっと疲れていた。

そうだった。婚活ってタノシイ!と思っていたけれど、婚活ってすげぇ疲れるんだった。

早く、家に、カエリタイ。

翌朝に届いたLINEも……

またしても、なんかごめんなさいという気持ちに

家に帰って一人でゆっくりと過ごす時間の解放感は最高だった。

しかし、翌朝すぐにこの男のことを思い出すことになった。LINEが来たのだ。

男「おはよう! 昨日は言い忘れたけど、料理を残してしまってごめん!!」

昨日はアラカルトを取り分けながら二人で食べた。私は男よりは必ず多く食べるようにしていたつもりだが、それでも一部、食べきれなかったものがある。なんとなく気を遣って先に女に食べさせるタイプのようだったので、私はかならず男より先にとって多く食べた。が、圧倒的多量を一人で食べるのもおかしいので様子を見て食べきらなかったものもある。

男が残した、というよりは、二人で頼んで二人で残してしまった……という認識であった。

しかし私は奢ってもらったのに、「残してしまってごめんなさい」と当日言わなかったし、翌日にはそんなこときれいさっぱり忘れていたのだが、なんとなくそのことを責められたような気分になってしまった。

E「気にしてなかった……。こちらこそ食べきらなくてごめんなさい」

別にこの男に気に入られなくてもいいのだが、やはり食べ物を残すのはよくないし、そのことについて罪の意識が薄かったことには「ダメだったな」と思わされた。謝らざるをえない。

男「いろいろ食べられるようにって、せっかくアラカルトにしたのに、反省」

あ、どうしよう。まだ反省してる。いや私も反省はしてるつもりなんだけど、男の反省の深さに比べたら、私はやはり罪の意識が薄いように感じてしまう。

なんか申し訳ない……。頑張って全部食べておけばよかった……。
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