初対面の人と無言が続き、窒息死してしまうくらいなら
取引先の男性との気まずい空間
もちろん無言でもいいのだろうが、気まずい空気を吸い続け苦しい思いをするくらいなら、話がはずむに越したことはない。
とあるその日、私は取引先の年下の男性としばらく話さなければならなくなった。とりとめもない話をする。
26歳だというので仕方がないのかもしれないが、彼は会話をリードする気は一切なさそうで、私もさほどリードしてあげるほどのモチベーションも湧かず、ゆえになかなか話がはずまない。
しかし、何か盛り上がる話題がないかと、私は努力を続けていた。