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03.Jun.2019

細木かおり『細木数子の後継者、細木かおりです』【プロローグ後半】

中学生でお見合い、19歳のときに交際0日で結婚し、3人の子供を育てているかおりさん。経済的には裕福ではないけれど、幸せな生活をしていたのに、母・細木数子さんの娘になり、六星占術の後継者となることに。一体どんなストーリーがあったのでしょうか?

強制結婚から10年後、“ばあば”の爆弾発言

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1981年撮影。母・細木数子の赤坂のマンションにて。

こんばんは、細木かおりです。
今日はプロローグの後半、私が六星占術を継承するお話をしたいと思います。

“ばあば”に誘導された結婚から3人の子宝に恵まれ、経済的には余裕はないけれど親子5人で仲良く暮らしていました。“ばあば”はテレビなどの表舞台からは退いていましたが、献身的に鑑定や勉強会は続けていました。当時70歳だった“ばあば”の最大の問題は後継者がいないこと。私が30歳のときに、再び運命を左右する発言が突然降りかかってきたのです。

「かおり、後継者になる話、そろそろ考えてくれない?」

ずっと見ないフリをして来たこと。
薄々こうなるんじゃないかと思っていたこと。
そして逃げられないんじゃないかということ。

一瞬で私の頭の中を「!」が駆け巡りました。続けて“ばあば”は、「私が六星占術をどれだけ大切にしてきて、みんなを幸せにしたいと思っているかはかおりもよく理解してくれているでしょう。この六星占術はあなた以外に任せる気はないから」、とも付け加えていました。

“ばあば”の後を継ぐなんて無理だよ……。小さい頃から占いの話を聞かされていたので基礎的なことは知っていたし、“ばあば”から溺愛されていることは重々自覚していました。“ばあば”の「養子になる」とか、「老後の身の回りの世話をする」だけならいいんですよ。19歳から専業主婦しかしてこなかった私が六星占術の鑑定をするなんて、とてもじゃないけどできる気がしない! 何よりも私は、“ばあば”が週刊誌にあることないことを書きたてられたり、激しいバッシングを受けてきたのを身近な立場としてすごく見てきたので、それが一番イヤでした。

自分があんな重荷を背負い、世間からの批判の矢面に立つなんて。そんなこと、やりたい人なんているのかな……。“ばあば”には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、私は正直な気持ちを伝えました。
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