それに、すでに恋している相手を前にすると「彼はきっとこうだろう、こうあって欲しい」という希望を投影してしまい、いざ結婚してみたら「こんな人だと思わなかった」と離婚する人は少なくありません。あるいは「結婚後に相手が豹変した」という人も、一部の悪質な人を除いては、恋愛感情が邪魔をして中身をきちんと見ていなかったケースといえるでしょう。
つまり、交際0日でも恋愛していなくても結婚について話し合うことはできますし、相手の内面を知ることは可能だということ。交際期間はあまり関係なく、むしろ交際0日にはメリットがあるとも考えられるのです。
年齢や時期を決めて結婚したい、忙しい女性こそ「交際0日婚」
冒頭で伝えた通り、恋愛相手の気持ち次第で関係がどうなるかわからない、ということが少なく、結婚したい者同士が結婚したいタイミングを決めることができます。前回の「35歳までお互い未婚だったら男友達と結婚する」というのも同じ考え方ですね。
婚活現場でも〝35歳〟という年齢を目標に結婚を目指す女性は多く、忙しい女性ほど、「結婚するなら今だ!」というタイミングがあります。それは同時に女性のライフステージの壁ともいえるのですが、婚活中の女性には、30歳、35歳、39歳という3つの分岐点があって、そこを目標に結婚したい女性が多くいらっしゃいます。ライフステージの壁は恋愛結婚をする人も同じように感じていて、目的意識を持ち、短期間の交際期間で結婚を決めたという人も多いのではないでしょうか。