恋愛・人間関係
婚活アドバイザー植草美幸の「私を幸せにする結婚」

共働き時代の「婚約・結婚指輪」事情。男性だけが負担するのはもう古い?【植草美幸の『私を幸せにする結婚』最終回】

払いたくない男性vs.払って欲しい女性


こんにちは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。

ここ最近、Twitterで「婚約指輪・結婚指輪の費用負担」に関する問題が話題になっているのを立て続けにお見受けしました。

話題の中心は、2人分の指輪と婚約指輪、つまり3本の指輪の購入費用を男性が負担するのは常識なのか、という点です。特に炎上めいた事態となったのが、匿名の30代婚活男性がつぶやいた内容でした。

その概要は
・プロポーズ時に婚約指輪を渡した
・彼女から「結婚指輪2人分も払って欲しい」と言われた
・婚約指輪のお返しがないなら、片方の結婚指輪は彼女に払って欲しい
というもの。

彼自身、「一般的にどうなのでしょうか?」と投げかけていましたから、ネット上では様々な意見が飛び交いました。そこで今回は、意外と知らない指輪事情をお伝えします。

結納金と勘違いしがちな「婚約指輪のお返し」

前提として、結婚するお二人のことですから双方が納得する形がいちばんです。

婚活現場では、婚約指輪も結婚指輪も男性が負担されることが多いですが、結婚指輪に関しては、お互いが贈り合う形や、互いに出し合った結婚費用から捻出するというケースもお見受けします。さらに、収入差や年齢差、実家の資産のバランスなども含めるとケースバイケースといえるでしょう。

気になるのは「婚約指輪のお返し」という言葉です。婚約指輪は男性から女性への「婚約の証」であり、自発的なプレゼントと捉えますから、費用を折半するのは一般的ではありません。また、女性からお返し(半返し)をするというのは、婚活現場に身を置く私は聞いたことがありません。

女性からの半返しがマナーとされるのは「結納金」です。結納は伝統的な婚約の儀式で、男性側の親が女性側の親に「娘さんがお嫁さんに来るための支度金」として、結納品や結納金をお渡しするもの。

昔は仲人が仕切っていましたが、最近では仲人を立てず料亭やホテルで行う「略式結納」が主流で、「両家顔合わせ食事会」という形で結納金なしに行うケースも増えてきました。

そもそも家制度が廃止され、嫁に入るという考えが古くなり、現在主流の共働き夫婦であれば一緒に稼ぎながら暮らすわけですから、男性から支度金をもらう、というのも感覚に合わなくなってきているのが現実です。婚活現場でも結納をするカップルは10~15%ですから、恋愛結婚であれば、さらに少なくなっているはずです。

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