恋愛・人間関係
婚活アドバイザー植草美幸の「私を幸せにする結婚」

新時代の親戚との付き合い方。嫁姑問題は心配しすぎなくても大丈夫なワケ【植草美幸の『私を幸せにする結婚』第26回】

令和時代の親戚との付き合い方


こんにちは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。

彼と結婚して一緒になりたいけど、「面倒な親戚付き合いはしたくない」と思っている女性は少なくありません。私のラジオのリスナーには既婚者も多いのですが、夫婦問題のほかにも親戚付き合いの相談を受けたり、また婚活の現場でも、封建時代を引きずったレトロすぎる嫁姑問題や、人権意識に欠けた義父・義母の発言に耳を疑うこともあったりします。

しかし、例外的に酷い義両親や親戚の問題は確かにあるとはいえ、今の時代、必要以上に恐れなくてもよいと考えます。婚活では、ある程度の親族のお人柄の見極めは婚姻前にすることが主流ですし、時代背景を考えても昔と今では大きなギャップがあるからです。
まず、背景として「女性は結婚すると男性の家に入る」という家制度の問題があります。制度としてはもう無くなっているものの、意識の中に残っているのです。とはいえ、代々続く稼業や農地を守る家ならまだしも、親世代もサラリーマン家庭が中心の今、そういった意識は年々薄れてきているといえるでしょう。

現在は妻となる女性にも男性同等の社会人経験があり、夫となる男性もひとりでは家計を支えられない時代に突入しています。すると、昭和時代以前のような「嫁を“食わせてやる”」という考えがいかに時代錯誤かわかるはずです。専業主婦が主流だった親世代の一部には、まだそういう慣習が残っていて辛い思いをされた人もいらっしゃるかもしれません。でも、今は「氏を守る」よりも一個人の幸せを重視する時代ですよね。

結婚をご縁と捉え、義理両親や親戚とはベッタリでも疎遠でもなく、お互い良好な関係を築けたら、人生は一層豊かになるはずです。
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