編集部|恋愛・結婚

「子どもが産まれて夫婦の関係性が大きく変わった」大人気料理家・SHIORIが忘れられない、夫の“ある言葉”とは

子どもができてお互いの不可欠さを再認識

■S 実は出産後すぐに、息子が先天性の難聴であるかもしれないと、医師から告げられたのですが、そこから関係性が大きく変わって、「家族」というチーム感が出てきました。それまでは一緒にいて楽しいというところが一番だったけど、彼の素晴らしいところを再発見したんです。

病院からの3人での帰り道、彼が言った「とうちゃん、本気出しちゃうよ。君としーちゃんのために。今までの人生は練習だったんだな」という言葉は忘れられません。

頼もしかったし、彼となら息子を幸せにできると確信できて、うれしかった。わたしが非常事態に我を見失いそうな時、どっしりと構えてくれていて、すごく心強かったんです。

■ロ もう腹くくって。もちろんサロンで「髪の長さなんてどうでも良くない?」くらいに、一日中息子のことを考えちゃう時期もありましたけど。僕たちには、削らないといけないこともあるけど、今あるものに全力で愛情を注ぎたい。愛のある家庭を大事にしていきたいって思いますね。
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■S その後は治療に専念するために働き方を変えたので、彼がいないと生活がまわらない状態です。オンラインレッスンについても、その時その時を全力で乗り切っていったら、この形になっていて、お互いが不可欠であることを再認識しました。

当時、療育の先生からは、「お母さんが仕事をお休みして、息子さんの元でずっと見ていてあげてください」と言われていたんですが、違和感があって。わたしは息子に100%の笑顔で接し続けるためにも、仕事と育児を両立させる道を選びたいなと思いました。その時も、背中を押してくれたよね

■ロ 彼女にしかできない仕事って、いっぱいあると思うんですけど、そんな人ってなかなかいないじゃないですか。だからやりたいことはやってほしいし、フォローはできる限りして、支えてあげたい

■S 感動する、泣ける! そして何より、彼はとっても子煩悩で協力的。家事や育児は、むしろわたしより上手です(笑)。

■ロ 確かに僕のほうが得意かな。授乳以外はなんでもできます(笑)。しかもしーちゃんが褒め上手だから、ついがんばっちゃうんだよね。

僕としても、彼女の仕事をもっとイージーに捉えていた部分があって。コロナ禍を通して彼女の仕事を間近で見る機会ができて、準備の過程とか、こんなに大変なんだ!って新しい一面にも気づけたんです。

■S 息子のことに加えて、コロナ禍も私たちの生活や価値観を大きく変えるきっかけになりました。今までは、仕事第一でしたが、家族とともに健康に過ごせる日常こそが、尊くて幸せだと気づいたのです。

いろいろなことが重なったからこそ、家族が目指していきたい形が浮き彫りになりました。この先、もっともっと家族としてのチームワークが増していくんだろうなって思っています。
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【PROFILE】

SHIORIさん・1984年生まれ。レシピ本『作ってあげたい彼ごはん』をはじめ、著書累計が400万部を超える人気料理家。現在は生徒数8000人を超えるオンライン料理教室を主宰している。

夫・ロマチさんは本業美容師、ときどきプロアシスタントとして、SHIORIさんのインスタグラムのライブにも登場。ライブ中のふたりの軽妙なやり取りが人気。1歳半の息子君との3人家族。

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撮影/望月宏樹 取材・文/内田いつ子 フードコーディネート/吉田愛 ●再構成with online編集部 ●商品情報はwith2021年6月号発売時点のものです。
 
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