
唐突だけど、みんな、

小さい頃、『ぼくを探しに』って絵本を読んだことがあるかしら?
離れ離れになってしまった自分の片割れを探しに行く「ぼく」のお話。
先生は、結婚とはその 失なった自分の片割れを探す旅のようなものだと思うの。
英語ではその片割れのことを「ベターハーフ」と言います。
ではその「ベターハーフ」の条件は、というのが今日の授業の内容よ。
どうせするなら最高の結婚がしたいわよね?
じゃあ、どんな相手を選んだらあなたはいちばん幸せを感じられるのかしら。
女性ってロマンティストでもそうでなくても、心のどこかでいつか運命の人に出会えるって信じているし、信じていたい。失なった片割れとは、きっと「運命の人」みたいなもの。
どこに居るかもわからないし、そのパーフェクトな片割れがみつかったからって幸せになれるとも限らない。だけどそれがみつかったらきっと自分の心に足りなかったものが与えられて、パーフェクトになれる。
そう信じているからこそ、みんな婚活に躍起になったり、結婚してないと何かが足りない気がして不安になったりするんじゃないかしら。
だから余計に結婚に失敗したくないって気持ちが強くなりすぎて、「こんな男とは結婚するな」、「こういう男が家庭向きだ」、などなど、様々な情報に踊らされて、「彼のことは好きだけど、結婚ってなったら違うのかな…」って不安になったりするのよね。
でもね結論を言っちゃうと、ぶっちゃけ、「こんな男だと幸せになれない」も、「こういう人なら幸せになれる」、も、本当は全部無視していい。