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選ばれる女におなりなさい
03.Jan.2018

デヴィ夫人の婚活論「なぜわたくしは選ばれたのか?」【第6回】

なぜわたくしは選ばれたのか?

今年一発目のデヴィ夫人の婚活論。今回は一年のスタートにふさわしく、デヴィ夫人が大統領から選ばれた理由を分析してもらいました。インタビューでこのお話をお伺いしたスタッフは、身が研ぎ澄まされる気持ちに。婚活をする女子全員に読んでもらいたい今回のお話は、まさに永久保存版! 何度も読んで心に刻みましょう。

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大統領が私を選んだ理由

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
デヴィ・スカルノでございます。
わたくしの連載を読んでくださっているみなさまが、少しでも多くの良縁に恵まれますように今年も婚活論をはじめて参りましょう。

前回はわたくしがインドネシアのスカルノ大統領から、わずか2週間でプロポーズされた話をいたしました。

では今回は、“なぜわたくしが大統領から選ばれたのか”このお話をしていきましょう。

19歳の時のわたくしは、自分の容姿の美しさを自負しておりました。
よく「美人だったから大統領に選ばれたのではないか?」ということを言われますが、
理由はそれだけではありません。

わたくしが他の人と違っていたところは・・・
人並外れた上昇志向。
そして、未知の世界への希望と勇気を持ち合わせておりました。

貧しかった幼少時代

わたくしは幼いころから非常に貧しい家で育ったので、小学校に上がるときにはセーラー服がなくて。母が父のマントをほぐし、白い線を買ってきてセーラー服を作ってくれました。
みそ汁に入れる具がなくて、都電の線路沿いに映えている雑草を入れていたこともありました。
わたくしが子供ながらに傷ついたことは、学校でお金持ちのお子さんに対して先生の態度が違うこと。お金持ちのお子さんたちは必ず学芸会に出してもらえるのだけど、うちは家が貧乏だったので出してもらえず。私は絵を描くことが上手だったので紙芝居係に。
小さい頃から、世の中は不公平、不条理なことでいっぱいって怒りを感じていたのよ。
社会正義のために戦わなくてはと。
だからこそ、わたくしは勉強をしたの。
教養を身につければ人の上に立てると信じて。

だからこそ、むさぼるように本を読み漁っていました。
スタンダールの『赤と黒』を読んではレナール夫人に、バルザックの『谷間の百合』を読んではアンリエット・モルソーフ夫人になりきっていたし、トルストイの『戦争と平和』ではナターシャになりきって。
中学では廊下に成績が張り出されるのですが、いつもトップクラスに。
特に歴史と英語は3年間ずっとクラスで一番でした。

当時は先生も学友も私が高校へ進学するものだと思っていたようですが、学友の母から私の学費を借りて、返せず催促されている母を見て、私は少しでも早く自分の手で収入を得て母を助けたいという強い気持ちから、何の迷いもなく就職を選びました。
赤坂のサパー・クラブで働くことにしたのも、母の助け、弟を大学に入れてあげたかったからと、色々なお稽古事に大変なお金がかかるからでした。
働きながらも、日舞は舞台に出られるまで上達して、初舞台は三越劇場でした。
華道は草月流、茶道は裏千家に、英語力を伸ばすために世界のペンフレンド・クラブに入り生きた英語を身につけました。
毎朝、新聞は隅まで目を通し、そのクラブでは海外のエグゼクティブな方と政治や経済の話を英語でしておりました。

なりたい自分になれるようワクワクして進むこと

生まれた家はとても貧しかったけど、私にはまったく不幸という感覚はありませんでした。
これは見栄や強がりではなくて、教養を身につけるほど、希望に満ち溢れていく気分を感じていたわ。
“私はこんな人生を送りたい”
なりたい自分のヴィジョンを描き、それに向かって着実に歩み進んでいく。
何かを身につけるたびに、何かに気が付くたびに、何かを知るたびに未知の世界の扉が開けるようで、常にワクワクしていたのを覚えております。

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