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27.Dec.2017

デヴィ夫人の婚活論「大統領からのプロポーズ」【第5回】

スカルノ大統領との出会い

そんなわたくしがスカルノ大統領と出会ったのは19歳の時。当時、来日していた大統領が帝国ホテルでティーパーティを開いていて、わたくしはたまたま旧帝国ホテルのプルニエで友達と待ち合わせしておりました。偶然、わたくしの近くを大統領一行が通りかかり、そこで見染められたことが始まりでした。その場で大統領の側近の副官からティーパーティに誘われ、そこで初めて大統領にお会いしたのです。

淡い紫が少しかかったようなブルーの軍服を着た男性は、いま新聞をにぎわせているインドネシアの大統領なのだと紹介されました。

大きな目はキラキラと輝き、チャーミングな八重歯が印象的。第一印象で慈悲深い大きな優しさを感じ、一瞬イナズマに打たれた気がしたのは今もハッキリと覚えています。クラブで働いていたので海外の富豪とは対等にお付き合いしてきましたが、それでもその時の雰囲気は特別! とても緊張しましたが、しばらく談笑してその日はお別れいたしました。

その後大統領から、思いがけなくお手紙が届けられました。その手紙には「わたくしの写真を送ってほしい」と書かれていたので、写真を添えて返事を出させてもらいました。そこから3カ月間、わたくしと大統領の文通が続き、ある日“2週間ぐらいインドネシアに遊びに来ませんか?”と書いた手紙を頂きました。

女の直感で大統領がわたくしをとても気に入っていることはわかっていましたし、これから男女の関係が待ち受けていることも想像がつきました。当時のわたくしはアメリカやフィリピンの大富豪たちから求婚をされ、それらのプロポーズを受けるべきかを悩んでいました。お相手が外国の大統領ということもあり、インドネシアへ向かうのを躊躇しましたが、“インドネシアへ行ったら、何か閃めきがあるかもしれない”そんな冒険心が働き、わたくしはインドネシアへ向かいました。
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