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藤本シゲユキ「一発逆転人間学」

夫婦間で「ありがとう」「ごめん」が言えなくなる3つのワケとは?そのまま放置すると陥る“悲劇”【藤本シゲユキの一発逆転恋愛学 第142回】

人間関係

夫婦の関係性に甘えてしまう3つの理由

なぜ時が経つと夫婦は甘えてしまうのか

1つ目は、照れくささです。

これは親子関係にも共通して言えることで、どうしても僕たち人間は、近しすぎる人に対して「言わなくても分かってくれるだろう」と思いがちな部分があります。

たとえば実家暮らしをしていると、時間になったらお母さんがご飯を出してくれるし、言わなくても洗濯してもらえる。こういう毎日に身を置いていると、だんだんとその環境が当たり前になってきて、面と向かって「お母さん、いつもありがとうね」とは照れくさくてなかなか言いにくいものです。この謝罪バージョンが夫婦間で起こっていて、「いちいち謝らなくても分かってくれるだろう」と無意識に思っているから、照れくさくて面と向かったごめんが言えないんですね。

2つ目のケースは、ごめんが言えないのではなく、言いたくないというケースです。

奥さんである女性がことあるごとに何かを注意してきたり、高圧的な言い方をしたりしてくると、自分が悪いのは分かっていても謝りたくなくなる……つまり、意地を張っている状態ですね。とくに気が強く口の立つ奥さんを持つ旦那さんだと、このケースに該当することがよくあります。

最後、3つ目は「反動」です。

「お前さっき、仕事で謝罪しすぎの反動はないって言うたんちゃうんか!」という声が聞こえてきそうですが、そういった意味での反動ではないんですよ。仕事など、外で無理したことによる反動なんです。

これからお話するケースがもしかすると一番多いかもしれませんが、「旦那 ごめんが言えない」だけではなく、「旦那 無口」という検索結果もかなり多いんですよ。実際、クライアントさんの中にも「うちの主人は家の中だとほとんど喋らないんです」というご相談をされた方が今までに何人もいらっしゃいます。

こういった旦那さんは、職場では社交的だし、それ以外の場面でも愛想が良いというケースが多いのですが、家では途端に無口になってしまうようです。つまり、外で無理して社交的に愛想よく振る舞ってるから、その反動で、家では喋らなくなるんですね。

こういった旦那さんは、ありがとうやごめんだけじゃなく、受け答えの仕方が「ああ」とか「おお」とか「うん」だけの返事だけであることが多く、中には、会釈だけで返事すらしてくれなくて、無視されてるようで悲しいという方もいらっしゃいました。

ただほとんどの場合、旦那さんである男性のほとんどは、自分がそれほどまでに無口になっていて、ありがとうもごめんも言えてないと思ってないんですよ。むしろ、至って普通に振る舞っているつもりで、まさか奥さんが自分の喋らなさで悩んでいるなんて、露ほども思ってないんですね。
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