恋愛
ウエディングニュース
17.May.2020

《令和婚カップルに学ぶ》“可能性が広がる” パートナーの選び方って?

時代の移り変わりとともに、出会い方の選択肢も増え、「適齢期」の結婚が当たり前ではなくなった昨今。自分にフィットする心地よい生き方を選ぶ人が増えてきました。いろいろな幸せのカタチを知って、自分のこれからについて考えてみませんか?

互いの価値観を尊重しながら生きるための選択肢のひとつ

pattern_1
写真:WESTEND61/アフロ

昔も今も結婚に関する価値観はそれほど大きく変わっていません。
「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という結婚観が出来上がった背景のひとつには、1950〜1970年代の高度経済成長期があります。この頃に田舎から都会に出てきて、家を買ったり団地に住んだりしながら、企業に雇われて働く『核家族』スタイルが知れ渡るように。現代の政治や企業の制度は、この高度経済成長期に結婚した、いわゆる『団塊の世代』向けにつくられてきたこともあり、未だに「妻は家庭を守る」ことが概念として定着しています。

一方で、1985年の男女雇用機会均等法が施行された後は、女性が働ける環境や進学率が増加し、最近では女性の管理職も活躍しつつあります。女性の自立を法があと押ししたことによって、世間的に「女性は結婚に身を捧げる」という考えが正しいのか、疑問に感じる人が増え、価値観もだんだん変化してきました。また、健康寿命が延びたことで、法律婚の中でも晩婚や年の差婚が成立しやすくなり、「適齢期」も幅広く。

さらに、インターネットが普及したことで自分とは同じ属性でなくても趣味や価値観で繫がれるSNS婚、それぞれの生活を大切にする週末婚や契約婚と言われるものも登場するなど、結婚のスタイルも幅広くなってきました。結婚も多様化の時代。結婚中心ではなく、一人ひとりの人生を中心に考えられる自由な選択が、これからますます注目されそうです。(家族社会学者・永田夏来さん)

「結婚は幸せを構築する ただの一要素」となりつつある

pattern_1
アラサー女子3人組のリアルな恋愛模様を描いた『東京タラレバ娘』。周囲の空気を読み、恋人との結婚ばかり考えていた主人公・凪が、様々な出会いの中で自分を確立していく『凪のお暇』。多くの女性の共感を呼び、話題になりました。結婚や生き方に関する作品が増えている背景には、世の女性たちの関心の高まりがあるのかもしれません。

Q.“可能性が広がる” パートナーの選び方って?

自分が絶対に譲れないものから 逆算していくと、どんな人がいいかが見えてくる

桃山商事に相談しにくる女性たちには、20代の働き盛りと、いわゆる「産み時」が重なり、人生設計に悩んでいる方が多くいます。そこで、まず考えてほしいのは「自分の人生で絶対に譲りたくないものは何か」ということ。結婚や出産を望む場合、人生の主軸とどう両立させていけるかを考え、逆算していくと、パートナーに選ぶべき人物像が浮かび上がってきます。自分を見つめ直し、アンテナの感度を高めておくことが自分らしくハッピーに生きるための第一歩です。(「桃山商事」代表・清田隆之さん)

教えてくれたのは…

家族社会学者・永田夏来さん

pattern_1
兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。夫婦関係を中心に、現代日本における結婚・家族観について調査研究を行う。著書に『生涯未婚時代』(イースト・プレス)。

「桃山商事」代表・清田隆之さん

pattern_1
恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信するほか、数多くの著作も持つ。
取材・文/佐々木ののか 構成/森谷香菜 ●再構成with online編集部  ●情報はwith2020年6月号発売時点のものです。
 
20 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ