「教育費貧乏」になってない?それでも私立に行かせたい家庭を救う4つの方法【ワーママFPが教える子育て費用問題③】

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みなさん、こんにちは!ファイナンシャル・プランナーの伊達有希子です。
共働きwith読者のみなさんに現役ワーママFPが、分かりやすく楽しく簡単にお金の知識(マネーリテラシー)と生き方(ライフプラン)を伝えていくコラムです。
前回のコラムでは進路別で考える教育費について書きました。「子供が産まれたばかりでまだ先の教育費なんて考えられないよ~」と思っている方にこそ、読んでいただきたいです。

今日のコラムでは教育費貧乏にならないためのコツをお伝えします。

 

【教育費貧乏って何?】

「教育費貧乏」や「教育費破産」という言葉を聞いたことありますか?
これらの言葉は、ただ単純に「教育費が支払えない」ということではなく、「教育費が他のライフイベントを圧迫して家計全体が苦しい」状況を指しています。
我が家は関係ないな~と思った人こそ、注意してくださいね。ぜなら子供が高校生くらいになるまでは教育費貧乏予備軍であることにすら気付かないご家庭がほとんどなんです。

例えば年収1000万円世帯の35歳のご夫婦で、0歳の子供が一人いるとします。この家族構成のまま子供が16歳で高校生になると、両親は51歳です。この頃までは子供が一人であれば預金残高も順調に増えているはずです。
ところが、大学に入り教育資金のピークを迎えると、これまで貯めてきた預貯金をあれよ、あれよという間に取り崩し、自身の老後資金をも取り崩ししてしまうのが最も多いパターンです。

子供が22歳で大学を卒業した時には両親は57歳です。夫の定年は60歳、それ以降は再雇用で65歳まで働けますが、年収はガクっと減るでしょう。そうなると、教育費で払ってしまったお金を稼ぐ間もなく老後を迎えることになります。その先の未来は……みなさんも想像がつきますよね?


(ポイント)
・教育費貧乏というのは子供が小さいうちには気付きにくい
・教育費は待ったなしですから、有無を言わさず出て行ってしまう
・渦中はなんとかなった……で済んでも、その後のダメージは計り知れない

ここまで読んで、少しはその恐ろしさに気づいてもらえたでしょうか?
驚かすだけではなく、どうしたらいいかをこれからお伝えしていきますね。

具体的な金額のイメージがついたら、実際どうすればいい?次のページ
 
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編集部|マネー

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