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青木源太の「投資について、ちょっと語らせてください!」

【投資初心者がまずすべきこと】つみたてNISAやiDeCoをはじめるとき、知っておきたい2つのキーワード/青木源太の「投資について、ちょっと語らせてください!」vol.11

つみたてNISAやiDeCoを利用するとき、押さえておくべき2つのキーワード

つみたてNISAやiDeCoを利用して毎月決まった額を投資していくことは、長く続けることが前提の投資手法です。それを理解するために押さえて欲しいキーワードが2つあります。

1つ目は「ドル・コスト平均法」です。ドル・コスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で定期的に買い続ける手法です。これは「時間」を分散していることになるので、特に長期でみたときに有効な買い方です。その金融商品の価格が低いときには多くの口数を、高いときには少ない口数を購入することが可能になり、結果的に平均購入価格を低く抑えることができます。もちろん投資ですから、安いときに買って高いときに売りたいのは当然のことですが、そのタイミングは神のみぞ知るものでもあります。長期的な資産形成を行う際、価格の変動に悩まされることがないのも、精神的には大きなメリットです。
2つ目は「複利効果」です。複利効果とは運用で得た利益をそのまま再投資することで、利益が利益を生んでふくらんでいく効果のことを言います。「利益が利益を生む」となると聞こえはかなり良いですが、これもその効果を実感するには期間が必要です。そもそも利息には「単利」と「複利」があります。単利は、元本のみにつく利息。複利は、元本とその元本につく利息の両方に新たな利息がつくことです。

投資信託における複利運用とは、分配金を引き出さずに元本に再投資することで資産が大きく成長していくことを目指しています。特にiDeCoでは60歳まで引き出すことができないので、早く始めて長期運用をすれば効果的です。運用益は非課税なので、税金も差し引かれることなく、そのすべてが元本に組み込まれ、元本が大きくなりやすいのです。ちなみに20世紀最大の物理学者であるアルベルト・アインシュタインは「複利効果は人類最大の発明。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」という言葉を残しているそうです。

このようにドル・コスト平均法も複利効果もどちらも長期でみたときにその効果を発揮します。つまり自分がその恩恵を受けることができるのはおじいちゃんになってから。僕は今38歳ですが、32年後の70歳の自分に褒めてもらうためにこれからも続けていきます。

青木源太

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【Profile】青木源太(あおき・げんた)

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1983年5月7日生まれ。2006年に日本テレビ放送網に入社し、2012年には「Oha!4 NEWS LIVE」や「スッキリ!!」のレギュラーとなる。2015年「PON!」のMCに抜擢され、爽やかなキャラクターで人気を集めつつ、2018年には「バゲット」や「火曜サプライズ」のMCとしてさらにアナウンサーとしての実力を伸ばした。その他、箱根駅伝中継、プロ野球中継などのスポーツ実況も多数経験。2020年9月末に日本テレビ放送網を退社、現在はフリーアナウンサーとして活躍中。
 
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