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青木源太の「投資について、ちょっと語らせてください!」

「つみたてNISA」って正直どうなの? iDeCoとの違いは? 投資初心者が知っておくべき基礎知識/青木源太の「投資について、ちょっと語らせてください!」vol.12

フリーアナウンサーとして大活躍中の青木源太さん。エンタメ鑑賞、筋トレ、男性美容など多趣味で知られる青木さんですが、これまでTVやSNSなどで発信してこなかった趣味というのが……米国株投資! そんな青木さんに分かりやすく投資について語っていただく連載がスタート!

今回のテーマは、「つみたてNISA」について。
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前回お話した「ドル・コスト平均法」と「複利効果」の恩恵を受けながら、長期にわたって毎月決まった額を投資していく際に利用すべきなのが、「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。これらは税制面で大きな優遇措置があります。両方とも利用するのが理想的ではありますが、まずはどちらかを選んで始めてみたいという方もいると思うので、それぞれの特徴や違いをお話します。

「つみたてNISA」ってよく聞くけれど…iDeCoとの決定的な違いは?

まずはつみたてNISA。このコラムでも何度も言っていますが、投資の大原則は「長期・分散・積立」です。そしてこの3つを最もしっかりと押さえているのがつみたてNISAです。というのも、つみたてNISAの対象商品は金融庁が定めており、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・分散・積立に適したものに限定されているからです。いわば投資初心者向けでもあります。

上限は年間40万円で、翌年に繰越はできません。毎月で考えるとつみたてNISA枠で購入できる上限は、33,333円となります。そして投資で出た運用益が20年間にわたり非課税になります。投資の利益にかかる税率は20.315%ですが、この「非課税の恩恵」というのは投資を始めてみるとさらに大きな実感として感じるはずです。

iDeCoとの決定的な違いで言うと、iDeCoは60歳まで引き出すことができませんが、つみたてNISAは途中いつでも引き出すことが可能です。とは言っても、あくまで長期で投資してリターンを得ることが目的なので、できれば途中引き出すようなことがないように、毎月の拠出額は無理のない範囲に抑えましょう。

一般NISAとつみたてNISAはどちらかしか選べない!

ちなみに、つみたてNISAとは別に「一般NISA」というものもあります。もともとあったのが一般NISAでつみたてNISAの制度は2018年1月からスタートしました。しかし「NISA」は1人あたり1口座の利用という制限があり、複数の金融機関での口座開設や、「一般NISA」と「つみたてNISA」の併用はできません。

つまり「NISAを使いたい!」と思った場合、一般NISAかつみたてNISAかどちらを利用するか選ばなければならないのです。一般NISAは年間限度額が120万円で、運用期間が5年。一般NISAを選ぶ目的としては、年間40万円以上投資したい、現物株式で投資をしたい、つみたてNISAの適応商品以外の投資信託を購入したい、といった場合があります。それぞれの非課税枠や非課税期間、取扱商品などを確認し、自身の投資スタイルや目的に応じて決めてください。
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