ずっと「おひとりさま」? 問題
「結婚したいけど、もししなかったら?」「シングルで人生を謳歌したい」「今の夫と別れたら… …」
未来のことはどうなるかわからないけれど……将来のために今からどう備えておけばいい? ファイナンシャル・プランナーの深田さんに教えてもらいました!
未来のことはどうなるかわからないけれど……将来のために今からどう備えておけばいい? ファイナンシャル・プランナーの深田さんに教えてもらいました!
アドバイス/深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー)

(株)生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務を経てFPに転身。個人向けのコンサルティングのほか、各メディアで活躍中。自他ともに認めるお酒好き。
好きなだけ使えるからこそちょっと背伸びした貯蓄額に
「おひとりさま女子」、増えていくかもしれませんね。でも、アラサーくらいの年齢で結婚しないと決めつけてしまうのは時期尚早では?
40〜50代で結婚する人もたくさんいます。人生、何があるかわからないので、頭金もそこそこに早まってひとり用のマンションを買ったりしないこと。もし結婚することになったら引越さざるを得なくなり、賃貸に出してもローンが残っていると赤字になる可能性があります。
結果的に老後を迎えるときまでシングルだった場合、1人分の年金だけで生活するのはなかなか大変です。「ひょっとして、ずっとおひとりさまかも」と思うなら、月々の積立金額を1〜2万円増やすなど、ちょっと背伸びした貯蓄に挑戦してみては。
結婚、出産といったターニングポイントがないのは、好きなだけお金を使えるということ。だからこそ、自分のための貯蓄です! 先取り貯蓄をして残った分で生活できれば、支出コントロール力も身につきます。
もちろん、ずっと働き続けることがとても大事です。親の介護などがあっても、どうか仕事を辞めないで。今、老後破産している人のなかには、親の介護のために仕事を辞めてしまった人が多いのです。
また、年金生活になったら友人とルームシェアをして生活費の負担を減らすのもいいですね。困ったときにお互い相談できて、助け合える友人やコミュニティを持つことも、老後の備えのひとつです。
40〜50代で結婚する人もたくさんいます。人生、何があるかわからないので、頭金もそこそこに早まってひとり用のマンションを買ったりしないこと。もし結婚することになったら引越さざるを得なくなり、賃貸に出してもローンが残っていると赤字になる可能性があります。
結果的に老後を迎えるときまでシングルだった場合、1人分の年金だけで生活するのはなかなか大変です。「ひょっとして、ずっとおひとりさまかも」と思うなら、月々の積立金額を1〜2万円増やすなど、ちょっと背伸びした貯蓄に挑戦してみては。
結婚、出産といったターニングポイントがないのは、好きなだけお金を使えるということ。だからこそ、自分のための貯蓄です! 先取り貯蓄をして残った分で生活できれば、支出コントロール力も身につきます。
もちろん、ずっと働き続けることがとても大事です。親の介護などがあっても、どうか仕事を辞めないで。今、老後破産している人のなかには、親の介護のために仕事を辞めてしまった人が多いのです。
また、年金生活になったら友人とルームシェアをして生活費の負担を減らすのもいいですね。困ったときにお互い相談できて、助け合える友人やコミュニティを持つことも、老後の備えのひとつです。
