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慶應卒の金融エリート 肉乃小路ニクヨのお金の相談所

「ローン返済、キツイかも...」未亡人の母を1人都内に残して、地方移住を検討中。この選択は正しい?【ニューレディー肉乃小路ニクヨのお金の相談所vol.68】

起こっていないことに悩むよりも選択肢を確保すること

さて、ぺろぺろきゃんでぃさんからのご相談ですが、現在第一子妊娠中、実家近くの分譲マンションを購入済みだけど、第二子のことも考えるとローンの返済などもキツくなるので、都外(配偶者の実家の沖縄も含む)に移住も検討しているところ。でも実家のお父さまが今年亡くなられて、一人残されたお母さまのことも心配ということですよね。お若いのにとても先の心配までしていてしっかりしていますね。でも、46年生きてきた私の実感から言うと、シミュレーションをしている通りには人生は進まないものです。なので起こっていないことについては、あまり考え過ぎずに、もしもの時が実際に来た際に、選べる選択肢を準備しておくということに尽きるのではないかと思います。

金銭面の心配の問題?

まず、第二子が生まれたら都外に移住するかも問題ですが、まだ第一子がお腹にいるという段階で悩むのは早過ぎると思いました。相談文に世帯年収が1000万円あって、分譲マンションも購入済み(ローンはあり)ということで、現状では金銭的に不自由は感じないと書いてあります。たしかにお子さんが増えたら今よりも負担が増えるかと思いますが、世田谷での教育費ってそんなにかかるものなのでしょうか?

もちろん「最高の教育を受けさせる」という場合、費用はそれなりにかかってくるとは思いますが、ぺろぺろきゃんでぃさんも配偶者さんもお若いので、共働きで働き続けるのであれば、給与はこれから先も伸ばせます。なので金銭的に苦しくなるということは、共働きを続ける限りは少し考えにくいと思いました。

本当の理由は…

相談文を読んでいて、本当のところ、金銭的な問題で都外への移住を考えているわけではないのかなと思いました。今回のコロナの状況下で、ぺろぺろきゃんでぃさんのご夫婦はリモートワークを通じて、どこにいても仕事も勉強もできる時代になったということに気付いてしまったのではないでしょうか。どこにいても仕事や勉強ができるのであれば、東京に居て、そこまで広くない場所に高い住居費を払い続けるよりも、自然が豊かで物価も安い郊外の方が暮らしやすいということになりますよね。子供にもその分お金をかけられるし、自分たちも幸せに暮らせると考えたら、都外への移住を考えるというのも合点が行きます。

しかもそれが配偶者の方の故郷である沖縄であれば、配偶者の親族に子供の面倒も見てもらえる可能性も高まりますし、コミュニティにも入っていきやすいですよね。あと、これは私の経験値で統計をとったわけでは無いですが、沖縄出身で東京にいる方は郷土愛が強くて、沖縄に帰りたがる人の割合がとても多いです。それだけ素晴らしい自然環境に恵まれた土地であるということなのですが、そういった配偶者の方の影響というのもあるのではないでしょうか。
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