編集部|妊活・子育て

妊娠・出産に振り回されない、これからの女性の生き方とは?【産婦人科医と考える】

「産む」「産まない」はあなた自身が決める時代

今や結婚したなら子供を持つのが当たり前、という時代ではありません。あなた自身で「産む」「産まない」の選択をしていいのです。

産婦人科医の宋先生が不妊治療を“終える”自身の患者さんや知人にかけているという言葉とともに、妊娠・出産に振り回されない、これからの女性の生き方について考えてみましょう。

お話をうかがったのは 産婦人科医 宋美玄先生

2017年に「丸の内の森レディースクリニック」を開院。『産婦人科医が伝えたいコロナ時代の妊娠と出産』など著書多数。
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かつては、出産の痛みは女に生まれた証、などと本質じゃないところで女であることを証明しようとする風潮がありました。

でも、そう考えるのは違う――。
家族を増やしたいなら、様々な形があります。

ただ覚えておいてほしいのは、結婚してもしなくても、子供を産んでも産まなくても女性が長生きする時代。女性は最後は一人になる確率が非常に高い。子供が巣立っていったり、夫に先立たれたり……。

これからはそんな“個の時代”が今まで以上に加速するはず。むしろ「最後は一人」という覚悟を持つことのほうが大切です。

だから人と比べたり、「女の幸せ」とか言ったりしないで、純粋に子供が欲しい、育てたいと思ったときに子供を持つ選択をしてほしい。そしてそこには出産以外のいろいろな方法がある、ということも忘れないでほしいと思います。

女性を取りまく妊娠・出産に関するDATA

子どもを持たない夫婦、単身の女性は、今後も増えていきそう。一方で、育てる人を必要としている子どもも増えているのが実情。ここのマッチングがスムーズにおこなわれる社会が望まれます。
女性の生涯未婚率
14.1%

※ 内閣府「少子化社会対策白書」(令和2年版)

社会的養護が必要な子供の数
約4万5000人

※ 厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課(令和2年10月資料)

子供がいない夫婦の割合
6.2%

※ 国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」(第15回2015年版)

体外受精から妊娠に至る確率
35歳 16.3%
45歳  0.6%
※ 厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会」報告書関係資料3(平成25年8月)
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