産後は、メンタルが不安定になるとよく言われますが、なかなか自分では自覚しにくいもの。私も産後、自分のこころの状態が不安定になっていることに気が付いていませんでした。
でも今思い返すと、今なら何とも思わないような言葉にもいちいち嫌な気持ちになっていたのです。
今回はそんな過去を振り返って「産後に言われて嫌だったこと」について綴りたいと思います!
産後に言われて嫌だったこと5
⒈「気にし過ぎだよ」
そんな私を見て「気にし過ぎだよ〜」「そんなことやってられなくなるよ」といった言葉をかけてくる人もいました。
先輩ママたちは、きっと良かれと思って言ってくれたのだと思いますが、こちらは何しろ初めての育児なんです!「気にし過ぎ」と言われても、気になるんだから仕方ないですよね。
そのうち自分から気にしなくなる時がくるので(私も、今は娘が床に落ちたものを拾って食べていても気にしない)、それまではママの「こうしたい」という気持ちを尊重してほしいと思います。
⒉「おっぱいが一番」
私は母乳が出る方だったのですが、特に年配の方を中心に「よかったよかった」「おっぱいが一番」「やっぱりおっぱいじゃなきゃ」というようなことをよく言われました。
私を褒めるつもりだったのかもしれませんが、言われる度に「おっぱいがそんなに大事?」「じゃあミルクはあげちゃダメなの?」とすごく違和感が……。
まわりの話を聞いていても、「おっぱいが一番」と言われ過ぎてプレッシャーを感じていたという人も少なくありません。
おっぱいは、出なかったり出過ぎたり、痛くなったりとトラブルも多いので、状況に応じて使い分ければ良いと思います。ミルクをあげることは決して悪いことではないのだから、どちらが良い悪いというのは産後のママには禁句です!
⒊「私のときは◯◯だった」
育児の常識は日々アップデートしていますし、10年前と今でも色々なことが変わっています。ましてや、母が私を出産したのは30年以上前。その当時とはやり方が違って当然!
普段だったら「いや、今どきの育児はこうだから!」と笑ってつっこみを入れられるのですが、産後は、その余裕がなかったのです。
よく里帰りで実母と険悪に……なんて話を聞きますが、きっと実母が良かれと思って口を出すのが、出産直後のママのストレスになってしまうのだと思います。
⒋「2人目は?」
独身の頃は、どこに行っても「結婚は?」と言われ、結婚したらしたで今度はどこへ行っても「子どもは?」と言われ、子どもが生まれたと思ったら次は「2人目は?」と言われる。
無事に妊娠出産を終え、やれやれと思っていた私は「2人目は」という質問をされると、正直うんざりしていました。
すぐに2人目を考える人だっているでしょうし、子どもは1人で良いと思っている人もいるでしょう。2人目が欲しいけれどできない人だっているかもしれません。
子どもを作る・作らないというのはとてもプライベートな話。こういうことは、本人が自分の口から話題にするまでは聞かなくて良いのではないでしょうか。
⒌「パパ似だね」
今だったら「そうなの〜! 夫にそっくりで〜」と普通に返せるのですが、当時は「パパ似だね」と言われるたびに「私が産んだのに!」「私の子なのに!」と内心イライラしていました。それほど心の余裕がなくなっていたのだなと自分のことながら驚きます。
私も出産を経験するまでは、友人の子どもに「パパにそっくりー!」と連呼していたことがあったので、もしかしたら、友人を嫌な気持ちにさせていたのかもしれません。
「どっちに似ているか」なんてよくある話題で、言っている方も相手が嫌な思いをするかもしれないなんてまったく思わないでしょう。実際、普通の精神状態なら私だって何とも思わないはず(だって事実だし)。そんな些細なことでも嫌な気持ちになってしまうのだから、産後のメンタルというのは本当に不安定なのだなあと実感しました。
産後はママの心のケアを

産後1年半が経った今では、些細な言葉でイライラしたり落ち込んだりすることはなくなりましたが、当時、もっと自分の心と向き合うことができていたら、もう少し楽だったのかもしれません。
私がそうだったように、自分の精神状態というのはなかなか自覚できません。だから産後のママたちは、もし気分が落ち込んでしまったら、ひとりで抱え込まず家族や信頼できる友人、または病院などに相談して、ぜひ自分の心の健康にも気遣ってくださいね!
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