丸腰で挑んだ初めてのお産。
分娩台の上は想像もつかない波乱の連続で、笑いあり涙ありの、言わばドラマ現場でした。
今回は麻酔投与後、お産の再開から出産に至るまでをレポートしたいと思います。出産を控えている方の不安を少しでも解消できたら幸いです。
前駆陣痛〜本陣痛〜麻酔投与の様子を【前編】に綴っています。お時間が許す方はぜひそちらもお付き合いください。
※実家のへ送ったLINEのトーク内容をもとに綴っています。半年前の出来事なので、事実と若干のズレはあるかもしれません、ご了承ください。
【17:30】 赤ちゃん回復。お産再開!
母として気合いを入れ直し、いざクライマックスへ。
のはずが……、
待てど暮らせど赤ちゃんが出口の方へ降りてこない。
お昼の一件で(詳細は前編参照)、赤ちゃんは完全にお腹に帰った模様。陣痛促進剤の投与の再開は少し待つことに。
脳内に「やり直し?」の5文字が過ぎる。(お母さんと一緒にいたいのか~。と、思うと愛おしくもある)

【19:30】促進剤再開。今度はどう?
促進剤を投与しながら、赤ちゃんが覚悟を決めるのを待つことに(麻酔が効いた上での促進剤なので、気持ちは無敵)。
20:00 子宮口が全開に
子宮口が10cmまで開ききったので、赤ちゃんが降りるのを促すべく、体勢を変えたりツボを押しながら待つ。三拍子(子宮口、赤ちゃん、破水)揃えば、いよいよ分娩態勢になるらしい。
麻酔が効いていたので、夫と赤ちゃんの名前の最終確認をしたり、実家の母に近況報告をしたりしながら、穏やかに過ごす。

難波静香
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