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理系の博士が自分の子どもを育ててみた

赤ちゃんへの語りかけの“語数”によって、幼児期のIQに差が出てくる?【理系博士の子育て 第9回】

子育てに直面したときに、巷で耳にする、あんなウワサ、こんな説。それってほんとうに根拠があるの? 

これまで、気になる論文を読んできた、情報理工学博士の山口先生が、世の中にあふれる「子育て説」を科学の面から一刀両断。現在子育てに悩んでいる方、なにかヒントが見つかるかもしれませんよ! 

第9回目の今回は、「親の言語能力と子どものIQ」の関係性ついて、お話しします!

「赤ちゃんに語りかける」と頭が良くなるのは本当?

以前、子どもの頭がよくなるには、「中程度の刺激」を与え続けるといい、という話をしましたが、今回は、私たち親はどんな努力をしたらよいのか、ということに繋がる研究結果についてお話ししたいと思います。
 
親が赤ちゃんに語りかけましょう」ということはよく言われています。赤ちゃん、つまり、子どもに話しかけると、子どもがうれしそうにするからよい、とか、お母さんの心が満足すると聞いたりするので、なんとなく、“話したら良さそうな気がする”くらいに思っている方もいるのではないでしょうか。

でも、お母さんは毎日とても忙しいし、話しかける効果が多少あるかもしれないけど大したことなさそうだし、どうせ赤ちゃんにはわからないし……と、つい手を抜きがちな項目かなと感じています。

しかし、とある研究で、その効果があることが示されていますので、ご紹介します。

米国の研究で、42家庭を対象に、親子の会話のやりとりを録音し、子どもが生後9ヵ月から3歳になるまでと、9歳と10歳の学校の成績等の調査を行ったものがあります。
次のページ>>気になる研究結果はこちらから
 
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