早産・低体重児出産のリスクを下げるには?
妊娠中は楽しみな反面、無事に生まれてきてくれるか心配もちょっぴり生まれるもの。
今回は歯医者の視点から、早産、低体重児出産のリスクを少しでも減らすために、お母さんに気をつけてほしいことを書いていきます。
オーラルケアを怠ると危険信号?

実は歯周病、早産や低体重児出産に関係があると言われています。実際、早産・低体重児リスクがあるとされた妊婦さんの羊水や胎盤からは歯周病菌が発見されています。

出産の時に出る物質と歯周病の物質が実はそっくり!
通常の出産の際、【子宮の出口を柔らかくし収縮させる物質】が出て、赤ちゃんが出やすくなり出産ができます。
この「物質」こそが歯周病菌が出す物質とそっくりで、出産時期じゃないのにこの物質が出ていると、血に乗って子宮や胎盤に移動し、出産の時と同じように作用してしまうのです。
そしてこれが、早産・低体重児出産なのですね。
