30代の出産と40代の出産は全然違った!
上の子2人のときは里帰りができたのですが、次女の出産のときは上の子たちの学校があったので里帰りができなくて、その違いもとても大きいと思います。上の子たちの学校生活と新生児との生活と家事と、やらなくてはならないことがたくさんあって、まったく休めなかったのはとても大変でした。それでも末っ子は、とにかく小さいままでいて欲しいと思うくらい可愛いです。
次女がお腹にいるとわかったときは、みんなすごく喜んでくれて、「みんなで名前を決めよう!」って生まれる前から名前を決めていました。最終的に名付け親になったのは長女なんですけどね。生まれてすぐに抱っこしたのも長女で(笑)、私よりも夫よりも先に看護師さんから受け取っていました。
次女の出産時、出産よりも気になってしまったことは……
子どもたちは病院に着いたらすぐに赤ちゃんに会えると思っていたのに、なかなか産まれない。「ねえ、まだ?」「産まれないなら、1回家に帰りたい」と子どもたちに言われて、私が焦ってしまって(笑)。そこからはとにかく気合いでした。
和痛分娩を選んでいたので、両手にボタンを持たせてもらっていて。右側のボタンを押すと、痛み止めの麻酔が効きます、左側を押すと陣痛が進みます、と。でも陣痛が進まないと赤ちゃんが産まれないから、痛み止めのボタンはほぼ押せず。「子どもたちが飽きる前に早く産まなくては!」と、そっちの意識の方が強かったのを覚えています。
午後になってやっと産まれたのですが、家族みんな、もう至れり尽くせりでした。タオルで汗を拭いてくれたり、ペットボトルでお水を飲ませてくれたり、応援してくれたり。夫はビデオカメラを回していたんですけど、一番大事な産まれた瞬間は、ビデオをその辺に置いてしまっていて壁しか映っていませんでした(笑)。〝あるある〟ですね。
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