編集部|妊活・子育て

結婚前から知っておきたい「不妊治療の現実」と「4つのステップ」

不妊治療=妊娠を保証する “魔法”ではない!

卵子や精子の老化による影響は防げないのが現実!

いつか結婚して子供を持ち、家族を作る……多くの読者がそんな未来を“当たり前のこと”と思っているかもしれません。でも、いざ子供が欲しいという段階になってから準備したのでは遅いことも。そこで今、みなさんに知っておいてもらいたい妊娠・出産に関することをまとめました。今回は不妊治療について。

子供がなかなかできないときに進む、次のステップが不妊治療。治療に対して過剰な期待をしないためにも、正しい知識を今のうちに得ておきましょう。

不妊治療の主な4つのSTEP

排卵日に合わせてセックスをするタイミング法を試した後、精子を子宮に注入する人工授精→精子と卵子を取り出して受精させる体外受精→精子を卵子に直接注入する顕微授精、とおこなっていくのが一般的です。

【STEP1】タイミング法

第一段階として、排卵日を特定し、セックスをする方法。必要によって、排卵誘発剤を使用することもあります。

【STEP2】人工授精

排卵日に、特殊な注射器で精子を子宮の中に入れる方法。男性側から採取した精液を洗浄・濃縮して運動良好な精子を注入。

【STEP3】体外受精

STEP2で授からない場合、卵子と精子を体外に取り出して、培養液の中で受精した受精卵(胚)を子宮の中に戻す方法に。

【STEP4】顕微授精

STEP3で授かれない場合や、精子の数や運動が極端に悪い場合、 顕微鏡下で1個の精子を直接卵子に注入し、受精を助ける方法へ。
\覚えておこう/
20代で1年自然妊娠をしなければ一度、夫婦でクリニックへ!
「卵子の数が少なかったり、子宮内膜症を患っていると、若くても妊娠しにくいので、まだ若いから大丈夫と先延ばしにしないで」(産婦人科医 宋先生)
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【キンタロー。さんインタビュー】想定外の男性不妊を乗り越えて出産!

お笑い芸人 キンタロー。さん

2015年に結婚。2020年に顕微授精により、38歳で女児を出産。出産後も精力的に芸人としての活動を続けている。
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子供はすぐできるものと思っていたら、なかなかできず……。30代後半という年齢もあり焦っていたので、タイミング法は3回ほどで見切りをつけ、早い段階でクリニックへ行きました。夫は忙しくて一緒に行けなかったので、精子だけ採取して持って行ったんです。

その結果先生から告げられたのが「男性不妊」。想像もしていなかったし、男性不妊の存在も知らなかったので、ショックでしたね。この経験を通して思ったことは、ブライダルチェックは一緒に受けたほうがいいし、子供が欲しいかの擦り合わせも結婚前に絶対したほうがいいということ。

男性って不妊治療に非協力的なことが多いですが、事前に夫婦で話し合っておくだけで、男性側にも〝理解〟が生まれるはず。不妊=女性が原因と思い込んで自分だけを責める方が、ひとりでも減ったらいいですね。
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娘さんは、現在1歳。愛が溢れる成長記録を日々発信している。

↓婦人科検診についてや、妊娠出産にかかるお金、スケジュールなど子供が欲しいと思ったときに知っておきたいことが満載です!

構成/杉浦香 取材・文/山本奈緒子 イラスト/二階堂ちはる ●再構成with online編集部 ●情報はwith2021年3月号発売時点のものです。
 
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