編集部|ピープル

「子どもは親の所有物ではない」Matt母が考える、親が子どもに対してすべき“一番大切なこと”

野球界のレジェンド・桑田真澄さんを父に持ち、野球ファーストの家庭で育ったMattさん。現在は野球とは違う道で活躍中ですが、どんな時もMattさんの「好き」を応援してきた母・真紀さん。そんな彼女が大切にしてきた子どもへの声掛けとは? 子どもとのかかわり方とは? 

この度発売された、桑田真紀さんによる初の著書『あなたはあなたのままでいい~子どもの自己肯定感を育む桑田家の子育て~』は、令和時代の“自己肯定感を伸ばす”子育てのヒントが詰まった一冊。今回は本書の内容を一部抜粋、再構成してお届けします。第二回目は、子育てにおいて大切なことについて。「親が子どもにしてやれることなんて、実はそんなに多くはない」と語る真紀さん。だからこそ、親がしてあげられる大切なこととは――。

いつも私の選択を応援してくれた両親

私の両親は、「こうしなさい」とか、「こうしなきゃダメ」ということを一切私に言わない人たちでした。私が“子どもは母親を通ってこの世界に生まれてきただけ。所有物ではない”と考えるのは、両親の影響がすごく大きいと思います。

高校時代に私が歌手を目指したときも、「やりたいのなら、頑張りなさい」と背中を押してくれましたし、途中でやっぱり客室乗務員になりたいと進路を変えたときも、「途中で諦めるなんて!」と怒ることなく、試験のために知人にホームステイしていた留学生を英語の家庭教師にと話をつけてくれましたし、体力づくりのために本格的なスポーツジムにも通わせてくれました。

実はそこで、トレーニング中の夫と知り合ったのです。両親の応援がなければ、夫と知り合うこともなく、長男もMattも生まれてこなかった。そう思うと、いっそう、両親へ感謝の気持ちが湧いてきます。
夫との結婚を決めたとき、当時の私はまだ23歳でした。お付き合いしているころから、夫は野球界での活躍以外のことでも、週刊誌やらワイドショーやらを賑わしていましたので、私の両親は心配していたでしょうし、娘の結婚に関していろいろ思うところはあったと思います。

ですが、結婚することを伝えたときも反対されませんでしたし、逆に「有名な野球選手でよかった!」とはしゃぐこともなく、両親共に「あなたが彼を好きならそうしなさい」というあっさりとした反応でした。

だけど決して、私への関心が薄いわけではなく、相談すれば話をきちんと聞いてくれるし、私のやることにできる限りの応援もしてくれました。
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