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編集部|ピープル

母となった宮里藍「実は“娘中心の生活”になることが不安でした」 【短期連載第3回】

プロゴルファーとして米国女子ツアーで9勝をマークし、男女通じて日本人初の世界ランキング1位に輝いた宮里藍さん。“世界の宮里”というポジションにまで上りつめ、トップアスリートとしてのキャリアを経たのち、ご自身のマネージャーと結婚。大きな話題となりました。そして、昨年末にはママに! そんな宮里さんに、アスリート時代に持っていた結婚観や母親になった今思うこと、そしてこれからのご自身の未来について、4回にわたって語っていただきます。

第3回目となる今回のテーマは、母親になって思うこと。母親になって4ヵ月(取材時)、自分でも意外だった一面から、お子さんとご自身、家族の未来について、そして、改めて感じる自分の母への感謝の気持ちなど、たっぷりお届けします。
PROFILE
宮里藍/みやざとあい
プロゴルファー。高校三年生のときにプロとなり、史上初の“高校生プロ”として注目を集める。その後、米国女子ツアーで9勝を挙げるなど大躍進を続け、世界ランキング1位に。2017年9月に現役を引退した後は、「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」をはじめスポンサー関連の大会への協力や自身が開催する「宮里藍インビテーショナル」を通じてジュニアゴルファーとの交流等、ゴルフを中心に活躍している。2018年、33歳のときに自身のマネージャーを務めていた座親匠さんと結婚し、昨年出産。現在、4ヵ月の女の子のママ。

母親になって4ヵ月、“世のママ”を尊敬するようになりました

ママになられた方がよく「すべてのママをスゴイと思うようになった」というお話をされますが、私も子を持ち、心の底からそう思うようになりました。私と2人の兄を育てた自分の母には尊敬の思いしかありません。母はものすごく我慢強く愛情深い人で、日々たくさんの愛を感じられる環境で私たちを育ててくれました。私も母のようにできればいいなと思いますが、今のところは1人を育てるだけでもままならない状況です。さらに2人も子どもを育てるなんて想像もつきません。つい「子どもは1人でいい~」などと弱音を吐いてしまうたびに、母のすごさを改めて感じます。

自分が母親になったことで新しい世界に飛び込んだ、という感覚はあります。視野が広がったといいますか…… 赤ちゃん連れのママのことがとても気になるようにもなりました。どんなベビーカーを使っているのか、この時期はどれくらいの格好をさせているのか、等々世のママたちの存在を子育ての“参考書”として勉強させてもらっています。もし困っているママがいたら助けてあげたい、という気持ちが芽生えたのも母親になって変わったことのひとつ。こうした、自分が母親になっての変化を嬉しく感じています。

元気にすくすくと育つこと。今はそれだけで十分

娘は現在、4ヵ月。どう育ってほしい、どういう教育をさせたいなどという具体的なビジョンはまだありません。今は、健康で産まれてきたことに只々、感謝をしていて、この先もすくすくと育ち、元気で笑っていてくれたらそれだけで幸せだと思っています。夫婦ともにそんな感覚なのですが、娘が成長するにつれ、もっと環境を整えてあげたいとか、こうなってほしいというような親の欲が出てくるのかもしれませんね(笑)。

ビジョンというほどではないのですが、母親として子どもと接するときの理想の姿はあります。現役時代、トレーニングを積んできた中で、メンタルトレーナーさんが教えてくれた “オープンエンデッドクエスチョン”というメソッドです。問いに対する回答を「YES」や「NO」で終わらせない、会話のキャッチボールが続く方法で私の心の奥にある思いを引き出してくれました。

たとえば、「今日のプレーはどうだった?」と聞かれたら、「よかったです」「いまいちでした」などという短い会話で終わってしまうところですが、「今日、〇番ホールで、なぜあのショットを選んだの?」と具体的に聞かれると、こちらも思いを詳しく伝えようと多くの言葉を紡ぐようになります。この方法をいつか娘がお話をできるようになったときにぜひ取り入れて、わが子の心に寄り添ってあげられたらいいなと思っています。
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