編集部|ピープル

Matt母が明かす、TV初出演後の想像を絶するバッシングの「裏側」――“キモい”“消えろ”罵詈雑言の数々に「桑田家」は…

野球界のレジェンド・桑田真澄さんを父に持ち、野球ファーストの家庭で育ったMattさん。現在は野球とは違う道で活躍中ですが、どんな時もMattさんの「好き」を応援してきた母・真紀さん。そんな彼女が大切にしてきた子どもへの声掛けとは? 子どもとのかかわり方とは? 

この度発売された、桑田真紀さんによる初の著書『あなたはあなたのままでいい~子どもの自己肯定感を育む桑田家の子育て~』は、令和時代の“自己肯定感を伸ばす”子育てのヒントが詰まった一冊。今回は本書の内容を一部抜粋、再構成してお届けします。第一回目は、MattさんがTVに初登場したときの“想像を絶するバッシング”について。ネット上で浴びせられる罵詈雑言……。そのとき母として何を思ったのか、そしてMattさん自身は――。

きっかけは留学中の一枚のハロウィン写真

現役のプロ野球選手の息子として生まれた長男とMattですが、小さいころから野球一筋で最終的にはプロ野球の独立リーグでプレーした長男と次男のMattでは、小さいころから嗜好や気質、性格の何もかもが違っていました。
  
そんなMattなので、小学校までは嫌々ながらも続けていた野球を中学入学のタイミングでやめ、興味を持った音楽の道を進み始め、高校と大学、ともに音楽推薦での進学をしました。

大学では3年生までにすべての単位を取り終え、4年生のときに学部内で2〜3人しか行けない、4ヵ月間の短期留学プログラムの枠を手に入れました。そのような経緯で大学4年時はアメリカに音楽と語学の留学をすることになりました。

親としても、本人が昔から音楽で身を立てたいという思いがあることは知っていたので、それを実現させるためにもいい経験になるだろうと送り出すことにしました。

アメリカでの生活は本当に楽しかったようで、4ヵ月間で連絡が来たのはたったの2回。到着時に空港でロストバゲッジしてしまった際と、お友達とのパーティーでふざけて頭を怪我したときだけでした。「保険ってどうなってる?」って(笑)。それだけ新生活に馴染んでいるのだろうと、私は寂しいながらも嬉しく思っていました。
その年のハロウィン。留学仲間と開いたパーティーで自分で施した「スーサイド・スクワッド」のジョーカーの仮装メイクの写真をTwitterにアップしたのです。

音楽も好きでしたが、小さいころから絵を描くことが好きなMattでしたので、初めてながら、クオリティの高いハロウィンらしいメイクに仕上がっていました。
  
私たち家族もメールで送られてきたその写真を見て、「絵が好きだから、メイクも上手にできたのかしらね」「やっぱり海外のハロウィンは華やかね」なんて感心していました。しかし、Mattのこのメイク写真が現在の活動のきっかけとなり、思いもよらない展開につながったのです。
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話題となったハロウィン仮装の写真
Twitterにあげたその写真について「すごい仮装メイクをしている男の子がいる!」とSNS上で話題になったのです。

その時点では、Mattが「桑田真澄の息子」であることは、公になっていませんでした。そもそも夫は野球解説やスポーツニュース以外のTV番組には出なかったので、我が家のプライベート、それも野球をやっていないMattのことを知る人は世間ではほとんどいませんでした。

しかし帰国後にTV番組からのオファーを受けた際に、スタッフのかたに父親が誰なのかが判明し、なにしろあのビジュアルですから、「これは面白い!」ということでトントン拍子にTBS系の2017年1月放送の「櫻井・有吉THE夜会」に出演が決まったのです。
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