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神崎恵「もう、メイク落としていいですか?」

神崎恵「自分のやりたいことを成し遂げるために重要なパワー」【もう、メイクを落としてもいいですか? vol.32】

美容家・神崎恵さんによる連載「もう、メイクを落としてもいいですか?」。第32回目は「SNSは最後のページに」という題でお届けします。

vol.34「自分に食べさせたいものは?」

今年も行ってきました、人間ドック。脳も含め、全身隈(くま)なく検査し、自分の体と向き合う日です。婦人科検診は、20代の頃から。30代後半からは、胃と大腸の内視鏡検査を加え、40代からは、さらにCTやMRIも加えるようになりました。毎年きまった月に続けていますが、この「体と向き合う日」が、私の頭の中をシンプルに、そして改めて大切なことに目を向けさせてくれる日になっています。

検査というものは、年々恐ろしくなるもので、健康には気を使いながら毎日を過ごしていても、「もしかしたら?」という不安がついてきます。私に限ってそんなことはないだろう、という根拠のない自信が、薄れていく。歳をとるということは、色々なことがリアルになっていくことでもあるのです。自分が特別ではないという現実味が年々濃くなっていく。だから、決まって検査前は少々ナーバス。今回も「今年も頑張りすぎてしまったからな……」と自分の体への労りが足りなかったことを反省しました。
でも、この少々の不安が、自分の体に目をやるいい機会になるんです。頑張りすぎてしまったから、これからはもっと体を休める時間を作ろう。毎日頑張ってくれている体に、いいものを食べさせてあげよう。もっと気持ちのいい景色を見せてあげよう、と。自分への思いが溢れてくる。そして、万が一何かあった場合には、これをしてあれをしてと、本当やりたいこと、やるべきことの優先順位が明確になる。大切なものと、そうでなかったものが、あからさまに浮き彫りになるんです。

そして検査後は、今年も健康でいてくれた体に

「頑張ってくれてありがとう」
「これからはもっと大切にするからね」

と感謝の思いが溢れてくる。「かけがえのない存在である自分」を思いだすことができるのです。
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