ピープル
神崎恵「もう、メイク落としていいですか?」
18.Jun.2020

神崎恵「夢見ること」【もう、メイクを落としてもいいですか? vol.16】

vol.16「夢見ること」

先日インスタグラムへ「憧れのひとの真似をしてもそのひとにはなれないんだから、真似をしても無駄といわれ落ち込みました」というコメントをいただきました。真似。真似って最高じゃん、とわたしは思う。

もちろん、ここではメイクや服の話だけれど、真似から始まることって大いにあると思っている。例えば眉ひとつだって、リップ一色だって。憧れのだれかの真似をして気分が上がる。「正解」を手にいれることができた気がして安心したりするものだ。

それに、自分らしさ、自分の色だって、真似から始まることがあると思う。


だれかの真似をすることで、今まで自分の中にはなかった選択をすることがある。それによって、新しい自分の顔や魅力が発掘できたり、感覚の幅が広がっていったりするものだ。大人になると、自分の枠があるていどできてしまうもの。だからこそ、だれかの真似をして、その枠を押し広げていくって、なんて効率的で面白いんだろうと感じている。
 
45歳になるわたしも、もちろん真似を楽しんでいる。友人たちの「かわいい!」を目にすれば、自分でも試したいし、インスタグラムで惚れ惚れするボディラインを目にすれば、理想が高すぎると自覚はしていても、ちょっと頑張ってみようかと行動を起こしてみたりする。ちょっとしたことから、高い高い理想や憧れだって、楽しみのひとつに。夢見るって、なんて楽しいんだろうと思っている。

夢見る、といえば。


ここ数週間、ただじっと家の中で過ごしている。仕事も食事も生活の全てが家の中で完結。今までにない時間の過ごし方をしていて、ここでまた、心底夢見ることの大切さを実感している最中だ。

「これを乗り越えたらリスト」を作っている。今を乗り越えることができたら、こんなことを頑張りたい。こんなことをしたい! という夢を書き並べている。これを眺めると、いい力が湧いてくる。気持ちのバランスも整う気がしている。そのリストは、自分でも驚くほどシンプル。片手で軽く足りてしまうほどしかないのだけど、わたしの素直な願いが並んでいる。

今、のことを考えることも必要。でも、数ヵ月先、1年先くらいまでのことを考えると、なんだか気分が明るくなるこの頃だ。みなさんは、今どんなことを夢見ているんだろう?
次のページ>>あらためて、ああ、わたしって夢見ることに関しては、天才だな。と思ったりしている。
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