ピープル
いい男に会いたい!
05.Dec.2019

【ラグビー 田村優 インタビュー】「W杯に向けて、僕がもっとも力を入れて準備していたのが“心”の部分です」

「田村優」という男について

背番号10を背負い、自国開催のラグビーW杯で日本代表の快進撃を支えた。仲間を叱咤激励しながら、楕円形のボールを自在に操り、真っ向から強国に立ち向かう。「男らしさ」の意味が曖昧になっている時代に、どこまでも男らしく戦った。赤と白のユニフォームを脱いでも、国民を熱狂させた英雄の勇姿は色褪せない。
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【PROFILE】田村優

1989年1月9日生まれ。愛知県出身。181㎝、92㎏。明治大学を卒業後、2011年にNECグリーンロケッツに入部。2012年、日本代表デビュー。2015年のW杯イングランド大会では2試合に出場。正確無比なキックを武器に今年のW杯日本大会では51得点を稼ぎ、得点ランキング4位に輝いた。

W杯を通して、精神面で何ランクもステップアップできました

「勝てば僕がヒーローだし、負ければ僕が戦犯になる。それほど重要な役割を任されているからこそ『負けたら街を歩けないな』と思っていました」

ポジションはスタンドオフ(SO)。パスもランもキックも上手くないとできないし、チームの司令塔として攻守の指揮を執る重要な役目も担っている。だからこそ、9月20日に開幕したラグビーW杯は、田村優に未曾有のプレッシャーを与える舞台だった。

「自国開催の緊張感もあって、初戦(対ロシア)の前は眠れない日々が続きましたね。前回のW杯を上回る結果を出さなければいけないという重圧とも向き合っていました」

いざ本番。序盤はロシアに押される展開が続くも、日本代表は少しずつ本来のプレーを取り戻して勝利を収める。もがきながらも結果を残せたことで、選手たちは緊張から解き放たれた。

「みんなが『ここからはこっちのもんだ』と思っていましたし、実際に2試合目からは絶好調でした。個人的にも、いちばん良いパフォーマンスをしたのはアイルランド戦だったんじゃないかな(14得点を稼いで世界ランキング2位の強豪を破る立て役者になった)。その後の試合も、安定感を保ってチームを上手くリードできたかなと」
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ジャケット¥200000、ボウタイ¥17000、シューズ(参考商品)/ランバンコレクション(ジョイックスコーポレーション)、その他/スタイリスト私物
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