ピープル
いい男に会いたい!

片寄涼太「何が最高なのかと言えば、それは常に“今”」

「記憶」の話をした。11年前に彼が触れた美しい場所。それは、初めて足を運んだEXILEのコンサート。光の美、肉体の美、音楽の美。様々な美に打たれながら、彼が一番美しいと思ったのは、友情で結ばれたチームの、その心が織りなす景色だった。いつしか、彼自身も、14歳の時に憧れたドームのステージに立つようになった。誰かの記憶に残る何かであるために――。
一人の時も、グループの時も、彼は全力で、ただひたすらに“今”この時を愛し、生きる。
pattern_1
トップス¥74000、パンツ¥120000、スニーカー¥65000/ロエベ(ロエベ ジャパン カスタマーサービス)

最高なのは、常に“今”です。

2008年12月。両親に連れられ、彼は生まれて初めて、京セラドーム大阪に足を踏み入れた。「EXILE PERFECT LIVE 2008」と題されたライヴでは、子供から大人まで、幅広い世代の人がいて、思い思いのファッションに身を包んでいた。誰もが軽い興奮状態で、ライヴが始まるのを今か今かと待っている。14歳だった彼にとって、初めてのコンサートだ。

色とりどりの照明に彩られた空間は、見たこともないほどゴージャスで、それでいてワイルドで。足の裏から脳天までを貫く重低音のリズムが、高まる鼓動とシンクロして、全身が熱くなった。目の前を行き交うのは、テレビで見たことのある顔、顔、顔。その魅力的な笑顔は、テレビで見た時よりも、さらに輝いているような気がした。

ダンス曲から一転して、ゆったりとしたテンポのバラードになると、何度となく聴いていた歌の歌詞が、いつもよりも深く、清らかな響きをたたえて、心に突き刺さった。そして何よりも、そのカッコいい大人たちが、お互いを思い合い、助け合いながら生み出す雰囲気に、ノックアウトされた。きっと仲のいい人たちの集まりなんだろうな、と思った。大人たちが、“音楽”と“友情”によって結ばれている。そんな空間に、何とも言えない神聖さを感じた。
次のページ>>最大の転機になったのはオーディション  
32 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ