全77STEP! 連載の歴代担当で6年半を振り返ります。
みなさまに愛されたこの企画もwith5月号で最終回を迎えました。「素敵なオトナになるために」、77ものさまざまなSTEPを経験してきたふたり。最後の撮影終了時には「僕らの20代はwithとともに!」と語ってくれていましたが、ふたりの軽妙なトークとキャッチーなビジュアルを毎号ハッピーにお届けすることができ、編集部にとってもこの連載は大変大切な企画となりました。
そこで今回は、ずっとずっと連載を愛してくださった読者のみなさまに感謝を込めて、ささやかながら連載歴代担当者による「振り返り座談会」をお送りすることにいたしました!
過去の連載、そして最新号片手にぜひお楽しみいただけましたら幸いです。

「スーツづくり」企画は、連載初回時からのアイデア!
編集K・・連載2代目
編集J・・連載3代目
ライターO・・初回から最終回までを担当
G 全77回、「Boys,be......!」は最初から最後まで本当に皆さんに愛された連載になりましたね。発売中の「with5月号」では、ふたりの念願でもある「スーツづくり」が実現できて本当によかった!
O 本当ですね。6年半前に初回のインタビューをした時からテーマの候補として挙がっていましたからね。
G そう、この前初回のメモを振り返ってみたら、「スーツづくり」をしたいということも含めてたくさんのアイデアがふたりから出ていて。そのうち実現したことが結構あることにも、連載の長さを感じたり。
O 伊野尾さんはドラマ「准教授・高槻彰良の推察」をきっかけにプライベートですでにオーダー済みでしたけど、「スーツづくりをふたりで一緒に」というのは折々ふたりが語っていた希望ですもんね。
J ふたりが一緒に作ったからこそ、それぞれの個性も際立っていて。
K 2着の比較も楽しめて、「ああ、伊野尾さんっぽい!」「有岡さんらしいな」と私もページを見ながら楽しかったです。
O 振り返ると、スーツ作りのアイデアが出た初回からすでにふたりは面白かったですよね。でもあの調子だから、こちらも第1回目の時点では「どの部分を記事にすると皆さん喜んでくれるんだろう」って探っているような部分もあって(笑)。6年半経って、今はもう迷うこともなくなりました!
そして文字数も、初回は今よりずっと少なかったんですよね。
G そう、たしかに初回は今とフォーマットがわずかに違う! 「これは、もっとレイアウトの文字数を増やさないと!」とすぐに軌道修正して、写真の点数も文字数も増えて・・・。毎回、写真を選ぶことにとても苦労しました。
K そのうちページ数もたびたび増えて。「スペシャル回」の頻度も上がって(笑)。
J ご本人たちもそのあたりに詳しくなって、「もうこれ、4ページ分話したな! えーっ今回2回分できちゃったんじゃない?」なんてこともありましたよね。

仲がいいふたりの「自然」な姿を連載に。もし喧嘩していたらどうなった⁈
O ふたりはとにかく頭がいいので、毎回会話がキャッチーで、2人ならではのやりとりはまとめがいがありました。それを継続してお届けできるってなかなかないことですもんね。
K それに本当に仲がいいから、担当になったときに「こんなにくっついて歩くんだ!」ってびっくりしました。なんか必ずカラダのとこか一部が触れているというか。天王洲を訪れたロケではそれがとにかく印象的でしたね。
J デート回!
K ふたりが離れて作業をしているような時でも、気づくといつのまにか横にぴったりくっついて作っていたり。ふたりの間のパーソナルスペースがすごく近いですよね。
J 何かテーブルの前のものをとる、みたいなときになぜか手がクロスする位置のものを取ったりなんてこともありましたね。
G 初回にふたりは「喧嘩とかしたら、この連載はどうなるんだろう」っていう話をしているんです。そしたら伊野尾さんが「じゃ、そしたら喧嘩コーデでもするか!」って。
O 初回は「おそろコーデ」していましたもんね。
K 喧嘩コーデって何?? やってみてほしかった!(笑)
J でもインタビューで「喧嘩したらふたりはどうなるんですか?」と聞いたことありますよね。そのときは「喧嘩したことない!」って。
O 川島小鳥さんが撮影したディスタンス号で話していましたね。
J 有岡さんは前に、伊野尾さんとの関係について「お兄ちゃんとの距離感にも近いのかな」とも。
G ふたりはどの撮影でも、あの独特のやりとりを見せてくれるけどいつでも伊野尾さんが仕掛けているのかと思いきや、有岡さん発信のこともあるし。
いろいろなグループにたくさんの人気ペアがありますが、どちらからも「仕掛ける」感じがあるのが特徴的ですよね。有岡さんのサービス精神と、伊野尾さんのより面白くしようとするところと…。
O 有岡さんは伊野尾さんの発言を、本当になんでも拾っていつでもいい具合に返してくれる!
