佐藤寛太
原作を読んで一目ぼれした役柄に、俳優人生を懸けるほどの意気込みで撮影に挑んだようです。

【PROFILE】
「俳優をやめてもいいと思えるくらい熱い想いを注ぎました」
原作漫画や台本を読んで、『軍艦少年』の世界観や人間模様にのめり込んだという佐藤寛太さん。俳優として運命的な作品になる予感があったそう。
「母親を亡くした少年がグレてしまい、喧嘩に明け暮れるヤンキーになってしまう。あらすじを説明するとよくある作品に思えるかもしれませんが、原作者の柳内先生の絵には見る者の魂を揺さぶるパワーがあるし、主人公の海星も決してクズではなく、僕にはめちゃくちゃ健全で魅力的に見えました。
だから、自分が演じるからには、映画館に足を運んでくれた人に、漫画で得られる以上の感動を受け取ってもらえないと意味がないなと。それができないのであれば、俳優に向いてないんじゃないか、そう思っています」