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中村蒼が語る、マネージャーとの“いい関係”「僕が昔から変わらないのは“一人の人間として接してくれる”おかげ」

2006年、主演舞台『田園に死す』にて俳優デビュー後、多数の映画、ドラマ、舞台で活躍する中村蒼さん。現在放送中のドラマ『家庭教師のトラコ』(毎週水曜夜10時放送・日本テレビ系)では、橋本愛さん演じる謎多き家庭教師・トラコの幼なじみであり、パートナーの福田福多役を演じています。本ドラマを手掛けるのは、『家政婦のミタ』『同期のサクラ』『35歳の少女』など、数々のヒット作を生み出してきた、脚本・遊川和彦氏×プロデューサー・大平太氏コンビ。遊川作品への出演は、14年ぶりとなる中村さん。そんな中村さんに、本ドラマにまつわるお話から、“俳優”という職業に対する思いなどご自身のことまで、たっぷりと伺いました。

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何事にも自分なりのフィルターを通して吸収したい

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――『家庭教師のトラコ』第一話では、トラコは、生徒である6歳の女の子に一万円を渡し、幸せになる方法を考えさせました。中村さんなら、一万円を使ってどんな幸せを見つけますか?

いろいろ考えてみたんですけど、思いつかないんですよね。あまり物欲がないので、モノを買えば幸せになるというわけでもないですし。食事に使うことも考えたんですけど、どんなにおいしいものを食べても、数ヵ月後には、具体的にどんな味だったかなんて、忘れちゃうじゃないですか。だったら僕は、誰かに何かを買ってあげるとか、自分のためではない使い方をするのがいいのかな、と思います。

――確かに。食事に使うとしても、誰かと一緒に食べるために使ったほうが、豊かな時間を過ごせる気がします。

知識でもモノでもなんでもいいんですけど、人のために自分の持っている何かを分け与え、誰かのために行動することのできる人が素敵だな、というのは普段から思っていて。いっぱい持っている人よりも、いっぱい与えることのできる人のほうが僕は好きだし、そういう人間になりたいなと思う。だから、具体的に何かはわからないけど、僕がトラコに一万円をもらったら、身近にいる大切な人のために使いたいなと思います。そのほうがたぶん、僕自身が幸せになれるはずだから。
――素敵ですね……。『家庭教師のトラコ』は、自分だったらどうするだろう、と考えさせられるシーンが多いのもおもしろいなと思います。〈私には嫌いな言葉が3つある。1つ目が『わかんない』だ。そうやって甘えてりゃ人が助けてくれると思いやがって〉と言う言葉も、かなり刺さりました。

僕もよく言っちゃうなあと思いました。わかんないからいいや、ってめんどくさがっちゃうこと、ありますよね。今は調べようと思えばすぐに検索できるから、なるべく「なんだろう」と思ったことは放置しないようにしていますけど、逆に、情報があふれかえっている分、そのまま受け入れるのではなく、自分なりのフィルターを通して吸収したいなと思っています。人の言葉を、そのまま受け止めないほうがいいのと同じように、自分なりに想像力を働かせて考えるのは、何事においても大事なのかな、と。
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