ピープル
いい男に会いたい!
11.Dec.2019

【ラグビー 田村優インタビュー[2]】「ラグビーの試合でも私生活でも、いろんな失敗をしてきました。でも、逃げることはなかったかな。」

一生モノの仲間が増えたことが僕の財産

今もっとも気になる人。「田村優」という男について

背番号10を背負い、自国開催のラグビーW杯で日本代表の快進撃を支えた。仲間を叱咤激励しながら、楕円形のボールを自在に操り、真っ向から強国に立ち向かう。「男らしさ」の意味が曖昧になっている時代に、どこまでも男らしく戦った。赤と白のユニフォームを脱いでも、国民を熱狂させた英雄の勇姿は色褪せない。
pattern_1
ジャケット¥200000、ボウタイ¥17000、シューズ(参考商品)/ランバンコレクション(ジョイックスコーポレーション)、その他/スタイリスト私物
ラグビーの試合は15人対15人で行われる。メジャースポーツの中では最多人数であり、敵の守備をかわしながらパスをつなぎ、トライを決めるのは至難の業。仲間同士の信頼関係がなければ成り立たない。海外出身の選手が多い日本代表は、なおさらお互いを理解して、心をひとつにしようとする意識が必要だった。

「ラグビー以外の時間も積極的にコミュニケーションを取る機会を設けていました。ミニチームに分かれて、食事券を懸けたゲームをしたりね。『叩いてかぶってジャンケンポン』で勝負したときは、堀江(翔太)さんがヘッドコーチのジェイミーの頭をスコーンと殴ったことも(笑)。日本代表には面白いメンバーがたくさんいたけど、あのときがいちばん爆笑しましたね。練習中は言い合いになることもあったけど、上手にオンとオフを切り替えながら、どんどん一体感が増していったと思います」

今年だけでも240日の合宿を行い、最強の『ONE TEAM』になるために全員が多くの犠牲を払ってきた。まるで人間の尊厳を示すかのような彼らの歴史と快進撃に対して、日本中から賞賛の拍手が送られた。

「南アフリカに負けて終わった直後は悔しさもありましたけど、それ以上に、めちゃくちゃ『やりきった感』がありました。『これをしておけばよかった』みたいな、思い残すことがない状態で終われましたね。チームを解散する寂しさはありましたけど、一生モノの仲間が増えたことが僕の財産というか。ラグビーって、人と人を密に結びつけるんですよ。シンプルに言うと、友達がめっちゃ増える(笑)。その嬉しさ、楽しさを、再確認できましたね」
 
次のページ>>ラグビーの試合でも私生活でも、いろんな失敗をしてきました。でも、逃げることはなかった。
24 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ