ピープル
いい男に会いたい!
11.Dec.2019

【ラグビー 田村優インタビュー[2]】「ラグビーの試合でも私生活でも、いろんな失敗をしてきました。でも、逃げることはなかったかな。」

自分のペースを崩さず、リラックスして生きている。それが強い男だと思う

W杯で結果を残し、国民的英雄として脚光を浴びるようになったものの、ずっとエリート街道を歩いてきたわけではない。そもそも、中学まではサッカーに熱中していたのだから。

「当時、自分にとってのヒーローは中田英寿さんでした。2002年に開催されたFIFAワールドカップ日韓大会も友達と一緒に応援していましたし、部屋にスター選手のポスターが貼ってあるようなサッカー少年でした」

高校でラグビーに転向してからは、持ち前の運動能力を武器にたちまち頭角を現す。それでも、かつての田村優は今のように成熟していなかった。

「僕が日本代表に入ったのは8年前が初めてで。それまでは各世代の代表チームにも入ったことがありません。ヤンチャ坊主だったので、ラグビーの試合でも私生活でも、いろんな失敗をしてきましたよ。きっと、これからも失敗するでしょうけど。でも、逃げることはなかったかな。崖から落ちても、高い壁が現れても、這い上がって、成長する。その繰り返しで、少しずつ精神的に強くなれたのかもしれません」

プロの選手として生活していくためには、どんな覚悟や努力が必要なのか? その答えは、小さな頃から身近なラガーマンが示してくれていた。

「父がラグビー選手だったので、物心がついた頃から、一人で黙々と走ったりしている姿は見てましたね。具体的に何をやっているのかなんて、当時は全然わかんないんですけど、今でもうっすら覚えているぐらいなので。子どもながらに、プロスポーツ選手の生き様を感じ取っていたのかな」
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今後も彼のラグビー人生は続く。世間から注目される存在になっても、おごらず、変わらず、黙々と、次の戦いに向けて準備を始める。きっと“強い”って、こういうことなのだ。

「強い男の条件ですか? なんだろう。僕の中では『マイペース』かな。自分のリズムは崩さずに、リラックスして生きること。今は、ラグビーがこんなに盛り上がっていますけど、僕自身は何も変わっていないので。普通に飲んで騒いだりするでしょうし(笑)、自分の生き方を変えるつもりはありません。今後は、トップリーグで日本一になることを見据えて頑張っていきたいですね。ただ、まだW杯が終わってからしっかり休めていないので……まずは沖縄にいるおばあちゃんに会いに行ってゆっくりしたいですね」

肉体的にも精神的にもたくましいラガーマンは、女子が描く「理想の男」を体現しているような存在。だけど、彼らを射止めたいなら、覚悟しておきましょう。ラガーマンって、お酒の場でも無類の強さを発揮するから。

「僕たちはガード下の飲み屋にいることも多いので、見かけたら声をかけて下さい。だいたいみんなお酒が強いのですが、そこに女の人も頑張ってついてきてくれると嬉しいです。僕も泡盛を片手に朝まで飲むことが多いので、大変かもしれませんが(笑)」
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【PROFILE】田村優

1989年1月9日生まれ。愛知県出身。181㎝、92㎏。明治大学を卒業後、2011年にNECグリーンロケッツに入部。2012年、日本代表デビュー。2015年のW杯イングランド大会では2試合に出場。正確無比なキックを武器に今年のW杯日本大会では51得点を稼ぎ、得点ランキング4位に輝いた。

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締め切りは12月25日消印有効。詳しい応募方法は、with1月号をご購入の上誌面をご確認ください。※デジタル版からは、この懸賞に応募できません。ご了承ください。
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撮影/菅野恒平 スタイリスト/伊達祐輔 ヘア&メイク/田中徹哉 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年1月号発売時点のものです。

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